iPad 第10世代 A2757の修理 画面割れによる表示不良

iPad 第10世代(A2757)の液晶修理・買取ガイド|最新デザインでも液晶割れは修理可能

Appleから2022年に登場したiPad 第10世代(A2757)は、無印iPadシリーズとしては初めてホームボタンを廃止し、USB-Cポートを採用したモデルとして注目を集めています。
A14 Bionicチップや10.9インチディスプレイなど、iPad Airに迫るスペックを持ちながら、価格を抑えたバランスの良さで多くのユーザーに支持されています。しかし、どれだけ性能やデザインが進化しても、液晶トラブルは避けられない場合があります。
本記事では、iPad 第10世代 A2757の液晶修理事例を中心に、修理期間費用データ保護買取などについて詳しく解説していきます。

「最新モデルでも液晶割れや液晶漏れは直せるの?」「データを消さずに修理できる?」といった疑問をお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。


iPad 第10世代 A2757の修理実績

【故障のお問い合わせ内容】
「画面表面は割れていないのに、内部液晶が漏れているようで、半分しか見えない。
タッチ操作はできるが表示が壊滅的で、データがちゃんと残っているのか心配。」

iPad 10の液晶修理
▲外から見ると表面ガラスにヒビはないが、内部液晶が損傷している状態

今回、修理依頼をいただいたのは、他県にお住まいのお客様でした。
宅配便にて当店へ送っていただき、到着後に状態を確認すると、液晶の半分以上が黒く滲んだり色が反転するなど、表示不良を起こしていました。
画面の一部ではパスコード入力画面がかろうじて見えるため、データはおそらく残存していると判断。
iPad 第10世代(A2757)はタッチパネル(フロントガラス)と液晶ディスプレイが分離できる構造のため、液晶パネルのみ交換することが可能です。


▲交換後、全画面が美しく表示されるようになり、データ初期化は不要

分解のうえ液晶パネルだけを交換したところ、全画面が正常に映る状態へ復旧しました。
表面のガラスが無傷であればそのまま流用できるため、修理費用を抑えつつ作業時間も短縮できます。
当店ではiPad修理の際にデータを消去しないため、お客様のアプリや設定はそのまま。修理後すぐに元通り利用できる点が大きなメリットです。


iPad 第10世代とは?|ホームボタン廃止&USB-C搭載の最新無印iPad

2022年登場のiPad 第10世代は、無印iPadシリーズの中でも大きな変化をもたらしたモデルです。
以下のような特徴があります。

  • ホームボタン廃止:ベゼルが薄くなり、10.9インチのLiquid Retinaディスプレイを採用
  • USB-Cポート採用:充電やデータ転送が容易になり、外部アクセサリとの互換性が向上
  • Apple Pencil(第1世代)対応:ただし、充電には専用アダプタが必要
  • A14 Bionicチップ搭載:前世代の無印iPadよりも処理性能が向上

デザインや操作感は、iPad AirやiPad Proに近づきつつも、価格帯は比較的手に取りやすい設定。
学習用・ビジネス用・趣味用など、幅広い用途に対応できる一方、液晶の大画面化によって万が一の衝撃で画面割れや内部液晶破損が起こりやすい面も持ち合わせています。


液晶が割れる原因と修理の必要性|表面ガラスにヒビがない場合も油断禁物

iPadの液晶トラブルというと、まず「ガラスが粉々になる」イメージがあるかもしれません。しかし、内部の液晶だけが損傷して、表面ガラスが無傷というケースも少なくありません。
具体的には、以下のような原因が考えられます。

  • 強い衝撃が局所的に加わる:カバンの中で他の硬い物と当たったり、角に落として液晶内部にストレスがかかる。
  • 捻じれ・圧力:フレームが歪むほど強い圧力がかかると、ガラスよりも先に液晶が破損する場合も。
  • 熱や経年劣化:高温下で放置していたり、長年使用していると内部接合部が弱まり、ちょっとした衝撃で液漏れを起こすことも。

一見、表面が割れていないと「故障していないかも」と勘違いしがちですが、今回のように内部液晶が漏れる(いわゆる液漏れ)と表示不良が広範囲に及ぶことがあります。
そのまま放置すると不便なだけでなく、データ移行やバックアップが取れなくなるリスクも高まるため、早急な修理をおすすめします。


iPad 第10世代(A2757)の液晶修理工程|タッチパネルを再利用してコスト削減

iPad 第10世代は、AirやProモデルに近いフルスクリーンデザインを採用している一方、タッチパネルとLCDパネルが分離可能な構造を維持しています。
つまり、今回の事例のようにタッチパネル(表面ガラス)が無傷で、液晶内部が破損している場合は、液晶パネルだけ交換すれば済む可能性が高いのです。

  1. 分解・フロントパネルの取り外し
    iPadのフロントガラスを温めて接着を弱め、慎重に外します。第10世代では特にフレームやケーブル配置に注意が必要です。
  2. タッチパネルケーブルの取り外し
    コネクタを外し、タッチ機能と表面ガラスを保護。
  3. 液晶パネル(LCD)の取り外し
    内部ネジや接着を外し、故障したLCDを取り出します。
  4. 新しい液晶パネルを装着
    正規品または純正同等品質のLCDを取り付け、動作確認。
  5. タッチパネルを再装着
    元のガラスを再利用することで、修理費用を抑え、最終動作をチェック。

作業完了後、画面全体に表示が戻り、タッチ操作やApple Pencil対応も問題なく行えるか確認。
データはストレージに触れずに修理するため、写真や設定、アプリはそのままです。
当店ではiPad液晶交換の実績が豊富なため、このような工程をスムーズに行い、短期間でお客様に返却することが可能です。


修理期間・費用の目安|宅配でも短期対応が可能

iPadの液晶交換では、部品の在庫状況やモデルの人気度によって納期が変動します。
第10世代のA2757はまだ比較的新しいモデルですが、当店では修理依頼が増えると予測し、液晶パネルを在庫確保するよう努めています。

  • 在庫あり:最短1~3日で作業完了(持ち込みなら当日~翌日)
  • 在庫なし(取り寄せ):1~2週間程度かかる場合あり

また、費用については、メーカー修理やAppleCare+を利用する場合に比べると、当店の独自修理では部品交換のみ行うため比較的抑えられることが多いです。
ただし、iPad第10世代は発売時期が新しいため、パネル自体の調達コストがまだ高額な場合もあります。
気になる方は、まずはお問い合わせでお見積もりをご確認ください。


データ保護|ストレージを触らない修理で初期化なし

「修理するとデータは消えるの?」という不安を持つ方も多いかもしれません。
当店の修理方針では、液晶交換であればストレージやロジックボードに一切触れずに作業を行うため、データを初期化しません
iPadが修理から戻ってきたときは、パスコードを入力すればそのままいつものホーム画面にアクセスできるのが大きな魅力です。

ただし、万が一に備えてバックアップを取っておくことは推奨します。
Appleの公式サービス(iCloudやiTunes)や第三者のソフトウェアを使って、事前にデータを保管しておけば、修理での万が一のトラブルにも安心です。


iPad 第10世代の買取も可能|故障品でも査定歓迎

当店はパソコンやタブレットの修理だけでなく、買取も行っています。
「修理代と比較して、買い換えたほうがお得かもしれない…」と迷うこともあるでしょう。
一般的なリサイクルショップだと、画面割れや液晶故障のiPadは“ジャンク品”扱いで大幅に査定が下がるかもしれません。しかし当店では、再利用可能なパーツを重視して査定するため、故障状態でも比較的高額な見積もりが出るケースがあります。

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  • 買取+即日支払い:修理費用が高額になると感じたら、買取で手放す選択肢も
  • データ消去オプション:ご希望の場合は安全にデータを消去したうえで査定可能

「修理するか、買い換えて売却するか迷っている」という方は、一度査定を申し込んでみるのも一つの手段です。
修理費用と買取価格を比べたうえで、最適な方法を選択できます。


iPad 第10世代 A2757修理の流れ|宅配でもスムーズ

当店では、店頭持ち込み宅配修理の両方に対応しています。
他県からの依頼でも簡単に手続きでき、修理が完了したら配送で返却します。

  1. お問い合わせ:
    Webフォームや電話で、機種名(iPad 第10世代 A2757)・症状(液晶割れなど)・依頼方法(宅配 or 持ち込み)をお伝えください。
  2. 概算見積もり:
    症状から大まかな費用と期間をお知らせします。部品在庫の有無も確認。
  3. 梱包・発送:
    宅配の場合、緩衝材を使い丁寧に梱包して当店宛に送付。店頭持ち込みの場合はご来店予約を推奨。
  4. 診断・本見積もり:
    到着後、実機を確認して正確な見積もりを出します。問題なければ修理開始。
  5. 修理作業:
    液晶パネル交換や動作テストを行い、データをそのまま保持。
  6. 返送・お支払い:
    修理完了後、宅配便で返却します。店頭受取も可能。支払い方法は事前にご案内します。

まとめ|iPad 第10世代 A2757の液晶割れは、分離パネル交換で短期復旧

ホームボタンがなくなりUSB-C化したことで話題を呼んだ「iPad 第10世代(A2757)」ですが、画面が大きくなった分、液晶トラブルも起きやすいのが実情です。
ただし、内部構造が「ガラス(タッチパネル)」と「液晶パネル(LCD)」に分かれているため、ガラスが無事液晶内部だけ破損したケースでは、液晶パネルのみの交換で修理が可能。
当店ならデータを消さず、短い期間での修理に自信があります。

「メーカーや家電量販店に問い合わせたら高額だった…」「急ぎで直さないと仕事や学習に支障が出る」など、お困りの際はぜひご相談ください。
さらに、修理だけではなく買取も行っているため、修理費とのバランスを見ながら買い換えを検討することも可能です。
あなたのiPad環境を最小限のダウンタイムで復旧するお手伝いをいたします。


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