目次
HP EliteBook 630 G10 の液晶割れ修理事例とチェックポイント:データ保護から修理期間まで徹底解説
HP(ヒューレット・パッカード)のノートパソコン「EliteBook 630 G10」の液晶割れで修理のご依頼をいただきました。今回のパソコン修理は、他県から宅配便で送っていただく形で対応しております。
近所の修理店で高額なお見積もりを提示されたり、「修理不可」と断られてしまった方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。
本記事では、実際の修理事例をもとに、修理の流れからデータ保護、修理にかかる時間などを詳しく解説していきます。
HP EliteBook 630 G10 の修理実績
【故障のお問い合わせ内容】
「液晶が割れてしまい、右上が黒くなっています。起動は正常にできているようですが、画面が見づらい状態です。」
まず到着後にパソコンの状態をチェックし、電源を入れると、液晶右上部分に亀裂が確認できました。
画面の残りのエリアからはWindowsが起動している様子が分かり、ハードディスクやマザーボードには問題がなさそうです。
このように画面の一部だけが壊れている場合、多くは液晶パネル交換で直ります。マザーボードが無事であればデータもそのまま残っているので、修理作業を行えば元通りになる可能性が高いです。
上記画像は、当社で液晶パネルのみを交換した後の状態です。
画面全体が綺麗に表示されるようになり、不具合も解消されました。
当社では、お預かりしたパソコンのデータを初期化せずにそのまま修理しますので、返却後はすぐに今までの環境で使用を再開できます。
修理にかかる期間・時間の目安
今回のEliteBook 630 G10は、宅配便で送っていただいた修理事例です。
部品の在庫があったため、一泊二日ほどで修理が完了し、ご連絡を差し上げました。
在庫があるときに直接店舗までお持ち込みいただければ、即日修理も可能です。
事前にお問い合わせいただければ、混み具合や部品の在庫状況を確認し、最短スケジュールをご案内いたします。
液晶割れのチェックポイント:データはどうなる?
液晶が割れてしまうと、まず「中のデータが消えていないか?」と心配になる方は多いでしょう。結論からいうと、ほとんどの場合はデータがそのまま残ります。
マザーボードが損傷している場合や、衝撃によってハードディスク(HDD・SSD)が物理的ダメージを受けたケースを除けば、基本的には液晶パネルさえ交換すればデータは無事です。
外部モニターを使ってデータを確認
万が一液晶割れがひどく、画面が全く見えない場合でも、外部モニター(テレビやデスクトップ用モニター)にHDMIケーブルやDisplayPortケーブルなどで接続すれば、パソコン内部のデータを確認できます。
もし外部モニター側では正常に表示されるようであれば、マザーボードは問題なく動作している証拠であり、液晶割れを修理すれば元通り使える可能性が高いです。
反対に、外部モニターでも同じ不具合(線が入る、ノイズが出るなど)が現れる場合は、液晶だけの問題ではなく、グラフィックチップやマザーボードが故障している可能性があります。
その際は修理費用がさらに高額になることもあり、買い替えと修理の比較が必要です。
液晶割れ・画面割れ修理の料金はどのくらい?
液晶割れの修理内容は基本的に「液晶パネルの交換」です。
液晶パネルの費用は、メーカーや機種、サイズ、タッチパネルの有無、高解像度かどうかによって大きく変わります。
一般的なWindowsのノートパソコンなら2~3万円台が最も多い価格帯ですが、タッチパネル搭載モデルや高解像度モデル(4Kなど)は4~5万円以上になるケースもあります。
一方、今回のHP EliteBook 630 G10のような法人向けビジネスモデルの場合も、やや高額になりがちですが、比較的入手しやすい部品が使われているケースもあり、修理費用はリーズナブルに抑えられることが多いです。
また、メーカー(HP)に直接依頼したり、家電量販店(ヤマダ電機やケーズデンキなど)経由で修理を出すと、「メーカーでしか扱えない部品」や「液晶上半身ごとの交換」で高額見積もりになる可能性があります。
当社では「液晶上半身交換」ではなく、液晶パネルだけを交換する方法を採用しています。
これにより修理費用を最小限に抑えることが可能です。
高年式ノートパソコンの修理を断られたときは?
HP EliteBookシリーズなどの高年式ノートパソコンは、内部パーツがメーカー独自仕様になっている場合があり、修理店によっては対応不可や高額な見積もりを出されることがあります。
当社では多種多様なメーカー・機種のパソコン修理実績があり、在庫の確保にも力を入れています。
他店で断られたり予想外の修理費用を提示された場合でも、一度お問い合わせいただければ、より安価で迅速な修理が可能なこともあります。
修理の流れ:宅配便・持ち込み両対応
当社では、宅配修理と持ち込み修理の2パターンを用意しております。
- 宅配修理: 他県など遠方の方は宅配便を利用しパソコンを送っていただきます。
到着後、状態の調査や部品の在庫確認を行い、修理完了後に返送いたします。
部品の在庫があれば1~3日ほどで作業完了し、お客様のお手元に戻ります。 - 店頭持ち込み: 当社まで直接お持ち込みいただければ、その場でヒアリング・診断を行い、部品の在庫があれば最短即日修理から対応可能です。
混雑状況や部品の入荷状況によっては1~2日いただく場合もあります。
どちらの修理方法でも、データは可能な限りそのままにした状態で作業を進めますので、データ移行や再設定の手間を最小限に抑えられます。
HP EliteBook 630 G10の買取も可能
当店はパソコン修理店ですが、故障したパソコンの買取査定にも対応しています。
EliteBook 630 G10のように液晶割れや表示不良がある状態だと、一般の買取店ではジャンク扱いで大幅に査定額が下がることがあります。しかし当社では正常に動作するパーツを個別に評価しますので、減額の幅が小さくなる可能性が高いです。
もし修理するか買い替えるか悩んでいる方は、当社に買取査定を依頼して総合的に判断する方法もおすすめです。
まとめ:HP EliteBookの液晶割れはパネル交換でスムーズに解決
HP EliteBook 630 G10のように新しい世代のビジネスノートパソコンでも、液晶割れ(画面割れ)を起こしてしまうケースは珍しくありません。
液晶が割れたからといって、データが消えるわけではほとんどなく、外部モニターやテレビを使って内部のファイルが残っているか確認できます。
メーカー修理では「液晶上半身ごと交換」となり費用が高額になりがちですが、当社では液晶パネルだけを交換する方式で、修理費用を安く抑えています。
- 画面が割れてもデータは通常そのまま残る
- 液晶パネル交換のみで修理可能(高年式の場合も在庫があれば短期修理可能)
- 修理費用はメーカーの半額~3分の1程度
- 遠方の場合でも宅配修理に対応、部品在庫があれば即日~数日で完了
- 買取査定も行っているため、修理か買い替えか悩んでいる場合の判断材料にもなる
実際の修理事例では、宅配便でのやりとりでも問題なくスピーディに修理が完了し、データをそのままに返却できるケースが多く見受けられます。
ほかのショップで高額見積もりを受けている方や、修理不可と断られた方は、ぜひ一度お問い合わせください。
部品があるかぎり、可能な限り早く、かつ予算内での修理方法をご提案いたします。