ウルトラブックの故障で当店に修理依頼があるメーカーは様々ですが、特にApple、 NEC、富士通が9割を占めております。
Appleの場合はMacbookAir、Necの場合はLavie z シリーズ、富士通の場合はSHシリーズ、UHシリーズが非常に多く、故障内容は全て画面割れ液晶割れによる故障になっております。
ウルトラブックとはパソコンメーカーにより様々な定義がありますが、当店での見方としては液晶が標準仕様のノートパソコンに比べると極端に薄く、ハードディスクが通常の2.5インチのものではなくSSDと呼ばれる記憶媒体が使われているものをいる者を読んでおります。
ウルトラブックはSSDを搭載していることもあり起動がものすごく早く、標準仕様のノートパソコンに比べると半分もしくは3分の1程度の時間で起動することができる為に、起動時にストレスを感じることがありません。
メリットもあればデメリットももちろんございます。
まずメリットは上記の内容に当てはまりますが、 デメリットとしては液晶パネルがものすごく薄く作られていることで少しの衝撃でディスプレイが破損してしまうことがございます 。
標準のノートパソコンのディスプレイが約1cm だとするとウルトラブックの場合は1ミリ2ミリの世界です。
ですので持ち運びをする際はいつもより気を使う必要があると思いますのでパソコンを裸で持ち運ぶのではなく専用ケースに入れて持ち運ぶようにしましょう。
専用ケースもソフトケース、ハードケースがありますが、できればハードケースを使用した方が無難です。
当店で液晶修理をする際は宅配便、持ち込みどちらにも対応しておりますが、持ち込みをしていただいた際に取り外した部品をお客様に見てもらったことがありますが、ほとんどの方は画面が非常に薄いことにびっくりされております 。
当店も初めてウルトラブックの修理を行う際に本当に直せるのかかなり不安な部分がありましたが、今となっては何百台と修理をしてきましたのでその辺に関しては全く問題はございません 。
ウルトラブックは修理店泣かせでもあり、全く対応していない店舗も多くございます。
なぜメーカー系で修理となるとほぼ100%液晶パネルだけの交換とはならず上半身ごとの交換になってしまいます。
何が言いたいかと言えば上半身ごと交換した場合とパネルだけを交換した場合で修理料金は大きく異なりますので格安にウルトラブックの液晶修理を行うことはできません。
【ウルトラブックの液晶修理料金について】
<Appleの場合>
アップルのウルトラブックといえばMacbookAirにあたりますが、MacbookAirの場合は11インチ、13インチで料金が異なっております。
11インチの場合で2万円台、13インチの場合で3万円台となっておりこれはアップルの半額から1/3程度の修理料金になっております。
■機種
MacbookAir A1370
MacbookAir A1465
MacbookAir A1369
MacbookAir A1466
<NECの場合>
Nec Lavie Z の場合は初代モデル、後期モデルで修理方法は異なります。
後期モデルはイグゾー液晶が採用されたりタッチパネルが搭載されたりと色々な仕様が出ている為に修理料金も様々です。
当店に依頼のあるLavie Zの9割は初代モデルになりますが、この場合修理料金は3万円台になっておりますのでNECに依頼をした場合の半額程度になっております。
■機種
Lavie Z LZ550/J
Lavie Z LZ550/H
Lavie Z LZ750/J
Lavie Z LZ750/H など
<富士通の場合>
富士通のウルトラブックの場合は SHシリーズ、UHシリーズに別れますが、現在は両機種とも部品の入手が非常に困難な為に発売当時に比べると部品の仕入れ価格が非常に高騰してしまいました。
基本的にはメーカーで治すよりも安く対応することができておりましたが、この両機種に関しては状況次第ではメーカーと同じくらいの料金になってしまうことがありますのでその場合はメーカーで対応されるのもありかと思います 。
ですがメーカーで直すとなると非常に高額な料金になってしまうことが多いために、最悪データのバックアップを取って新しい機種に買い替えをすることも視野に入れた方が確実です 。
■機種
SH54/K
UH55/J
UH75/H
UH75/J など
このようにウルトラブックの液晶割れを当店では液晶パネルだけの交換で対応が可能です。
液晶上半身ごと交換しないと修理ができない機種もありますが、その場合はライセンスの関係でお断りする場合もあります。
ウルトラブックの高額な修理料金でお悩みでしたら一度当店までご相談くださいませ。