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MSI GP63 8RE-1225JP:液晶割れも液晶パネル交換でスムーズに修理【修理事例】
ノートパソコンは、いつでもどこでも使える利便性の高さから、多くのユーザーにとって必需品となっています。
一方で、持ち運びや外出先での使用が増えるほど、落下や衝撃、誤った取り扱いによる「液晶割れ」といった物理的トラブルが発生しやすい側面もあります。
今回ご紹介するのは、千葉県よりご依頼いただいた「MSI GP63 8RE-1225JP」の修理事例です。
お問い合わせ内容は非常にシンプルながら深刻なもので、「液晶割れのため液晶交換をお願いしたい」というものでした。
実際に拝見すると、ディスプレイにカラフルなラインや白黒の横線が大量に走っており、正常な表示がほぼ不可能な状態でした。
このような液晶割れは、いわゆる「物理破損」であるため、ドライバの更新やソフトウェア的な修復では対処できません。
液晶パネルそのものを交換することが唯一の解決策となります。
本記事では、MSI GP63シリーズの修理手順や注意点、また画面割れを防ぐコツなどを織り交ぜながら詳しく解説していきます。
1. 依頼概要:MSI GP63 8RE-1225JP の液晶割れ
ご依頼いただいたMSI GP63 8RE-1225JPは、ゲーミングノートPCとして人気のモデル。
高性能なCPUとグラフィックカードを搭載し、動画編集やPCゲームなど高負荷な作業にも対応できるスペックを備えています。
しかし、ゲーミングノートであっても、液晶割れのリスクはほかのノートPC同様に存在します。
千葉県のお客様からの問い合わせ内容としては、「画面を開いたところ、ディスプレイにカラフルな縦線や横線が入り、表示内容が一部しか見えない」という状態。
衝撃や落下など、具体的な事故は明記されていませんでしたが、搬送時や不注意で強い力が加わったことが原因と推測されます。
ノートパソコンの液晶が壊れると、Windowsの起動音やファンの動作は正常でも、画面が読めないため作業がほぼ不可能になります。
外部モニターを使うという暫定策もありますが、ゲーミングノートとしての携帯性や自由度が大幅に損なわれるでしょう。
そこで、液晶パネル交換により、再び本来のパフォーマンスと利便性を取り戻すことが得策といえます。
2. 修理前の状態:カラフルな横線・縦線が乱立、正常表示が困難
下の写真が修理前の様子です。

画面の大半が白黒やカラフルなラインで埋め尽くされ、正常な表示がほとんどされていません。
部分的に稼働しているかもしれませんが、これではアイコンや文字を確認するのも困難でしょう。
よく見られる「黒いシミ(液晶漏れ)」は見当たらないものの、液晶の内部ガラス層が割れている可能性が高く、時間が経つにつれ不具合が拡大するリスクもあります。
3. 液晶パネル交換が必要な理由:物理破損はソフトでは直せない
ノートパソコンの画面割れ・液晶漏れ・横線縦線の大量発生といった症状は、物理的破損に起因するため、Windowsの再インストールやドライバ更新などのソフトウェア的対策では一切改善しません。
MSI GP63 8RE-1225JPの場合、ハイスペックな構成だけに、基板やGPUが無事ならば液晶さえ直せば引き続きゲームやクリエイティブ作業に活用できる点が魅力です。
一部のユーザーからは「液晶パネル交換って大がかりなのでは?」という声もありますが、データやシステムはそのまま残るため、OSやアプリケーションの再設定をする必要がないのは大きなメリットです。
修理費用はパネルサイズや解像度、タッチ機能の有無などによって変動しますが、ノートPC全体を買い替えるよりもコストを抑えられるケースが多いでしょう。
4. 液晶パネル交換の手順:MSI GP63 シリーズの例
実際の交換作業は、以下のようなおおまかな流れで分解をして進行します。
- ベゼル(画面フレーム)の取り外し
MSIのノートPCでも、画面周囲のフレームは爪やネジで固定されている場合がほとんど。
専用工具を使って爪を外し、ベゼルを丁寧に取り外します。 - 液晶パネル固定ネジの解除
パネルを支えているネジを取り外し、パネルを少し前方に倒す形で裏側のケーブルにアクセスできるようにします。 - コネクタの取り外し
ディスプレイ背面のフレキシブルケーブル(LVDSやeDPなど)を慎重に外し、割れたパネルを除去。 - 新しい液晶パネルの取り付け
同じサイズ・解像度・コネクタ形状のパネルを用意し、コネクタを確実に接続。
ネジでしっかり固定し、ケーブル類が挟まっていないか最終確認を行います。 - 動作チェック・ベゼルの戻し
電源を入れて正常に表示されるかテストし、問題なければベゼルを元通りはめ込み、修理は完了です。
MSI GP63 8RE-1225JPのような15.6インチゲーミングノートの場合、パネルが高リフレッシュレート(120Hzや144Hzなど)の場合もあるため、交換用パネルの仕様が合致しているか注意が必要です。
5. 修理後の状態:クリアなディスプレイを取り戻したゲーミングノート
下記が修理後の写真です。

カラフルな帯や白黒のラインが消え、Windowsのログイン画面が全面クリアに映っています。
元々GPUやCPUに問題がなければ、液晶だけ新品に交換することでパフォーマンスを損なわずにPCを再活用できるのが大きな利点です。
ゲーミングノートPCの場合、高性能なパーツが詰まっている分、買い替えコストも高額になるため、液晶交換という選択は費用対効果の面でも優れています。
6. ノートパソコンの画面割れを防ぐポイント
ノートPCは持ち運べるゆえにトラブルも起こりやすいため、日常的に以下の点を意識すると液晶割れリスクを減らせます。
- 衝撃を避ける:
机の端など不安定な場所に置かず、しっかり安定したところで使う。移動時は両手で持つ。 - 持ち運びにはクッション付きケース:
リュックやバッグ内で他の荷物とぶつかる・押し潰されることを防げます。 - 開閉時は片手ではなく両手で:
画面の片側だけを掴んで無理に開閉すると、ヒンジやパネルに偏った力がかかって割れやすい。 - キーボード面に物を置きっぱなしにしない:
ペンやUSBメモリ、イヤホンなどを挟むと一気に液晶がダメージを受けるリスク大。
7. 修理費用・納期の目安
液晶交換の費用は、パネルサイズ・解像度・タッチの有無・リフレッシュレートなどで変動します。MSI GP63 8RE-1225JPのような15.6インチモデルの場合、部品代+作業費で2万円-4万円程度が相場になることが多いでしょう。
在庫があれば即日~数日で完了しますが、取り寄せになると1~2週間程度かかる場合もあります。
8. まとめ:MSI GP63 8RE-1225JP の液晶割れも液晶パネル交換で解決
今回の事例では、千葉県からご依頼をいただいたゲーミングノートMSI GP63 8RE-1225JPが、液晶割れによるカラフルな線・白黒の帯が多数出る状態に陥っていましたが、液晶パネル交換を行うことで無事元通りの表示を取り戻しました。
ゲーミングノートPCはスペックが高く買い替えコストも大きいだけに、ディスプレイ以外の部品が無事なら液晶交換による復旧が最適解となる場合が多いです。
もし、画面に亀裂が入った・色の線が乱立して映らない・外部モニターでは映るが本体画面はダメという状況なら、ぜひ一度専門修理店にご相談ください。
OSやアプリ、データをそのまま残して修理できる可能性が高く、買い替えより費用を抑えられるケースも少なくありません。
当店では MSI をはじめ多くのメーカーのノートパソコン画面修理に対応しており、宅配修理でもスピーディに対応可能です。
画面割れでお困りの方はお気軽にお問い合わせください。








