【パソコン】画面割れの修理代と対処法(外部モニター接続など)を徹底解説!

【パソコン】画面割れの修理代と対処法を徹底解説!

「パソコンの画面が割れてしまった…」
「ディスプレイにヒビが入り、映像が見づらい…」
「修理代はどのくらいかかるの?自分で対処できる?」

ノートパソコンの画面割れは落下や圧力によって発生しやすいトラブルのひとつです。
軽度のヒビなら使用できることもありますが、放置すると悪化し、最終的には全く映らなくなることもあります。

本記事では、パソコンの画面割れの修理代の相場、修理方法、自分でできる応急処置について詳しく解説します。

 

パソコンの画面割れで起こる主な症状

画面割れは、軽度なものから完全に映らなくなる重度なケースまでさまざまですが、以下のような症状が出ている場合、修理・交換が必要になる可能性が高いです。

  • 画面にヒビが入っているが、表示はされる
  • 一部の映像が黒くなっており、視認できない
  • 画面にカラフルな縦線やノイズが出ている
  • タッチスクリーン搭載モデルで誤作動が発生する
  • 完全に映らず、真っ暗な状態になっている

 

パソコンの画面が割れる主な原因

1. 落下や衝撃

最も多い原因はパソコンの落下や強い衝撃です。
机や膝の上から落としたり、カバンの中でぶつかったりすると、ディスプレイが破損することがあります。
保護カバーや保護フィルムなどを貼っていたとしてもパソコンは重量があるために、防ぐ事は難しいです。

2. 画面に圧力がかかった

パソコンの上に重いものを置いたり、カバンの中で圧迫されたりすると、液晶に負荷がかかり割れてしまうことがあります。

3. ヒンジの不具合

長期間の使用によりヒンジ部分が劣化すると、画面を開閉する際に負担がかかり、ディスプレイにヒビが入ることがあります。
また、近年のノートパソコンのほとんどがワイドモニターになっている事で、一昔前のパソコンよりもヒンジ部分の強度は落ちておりますね。

4. 経年劣化

長年の使用で画面が劣化してしまうこともあります。
ヒビ、亀裂が入ってくるというよりも、表示不良(線が入る、画面が映らないなど)が発生します。

 

【応急処置】 外部モニター接続方法

画面が割れた場合は、すぐに修理をするのが理想ですが、すぐに対応できない場合は以下の方法を試してみましょう。
修理前のバックアップやデータ移行などを行うことができます。

用意する物

ノートパソコン本体
ACアダプター
外部モニター
HDMIケーブルやD-SUB15ピンなどの専用ケーブル
(電気屋さんで1000円から2000円前後で購入できます。

 

今回はHPのノートパソコンの画面を外部モニターに映してみる事にします。

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ノートパソコンの多くの機種には外部接続を行う端子がパソコンの横や後ろに1個はついております。
今回のHPの機種はD-SUB15ピン、HDMI端子の両方がついておりましたが、今回はD-SUB15ピンを使用したいと思います。

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左側の青い物がノートパソコンとモニターを接続するケーブルになりますが、なんとなく一度くらいは見た事があると思います。
このケーブルを赤枠で囲んである部分に接続しますが、たったこれだけでノートパソコン側の接続は完了です。

もう片方も同じ形状になっておりますので映し出す外部モニターやテレビなどに接続します。
外部モニター側に同じ形状の受け口がない場合は今回のケーブルで接続する事はできないために、変換機や別の外部モニターを用意する必要があります。

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モニター側に接続するだけでノートパソコン側のデータが映る事もありますが、なかなか表示されない場合はノートパソコンのキー入力が必要にあります。
赤枠で囲んである所のボタンを同時に押す事で画面を切り替える事ができます。
キーボード最上段はファンクションキーと呼ばれておりますが、キーボード側でボリュームを上げたり、照度を明るくしたりする事ができる機能を持っており、各コマンドをキーボード側で操作できるために何かと重宝します。

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先程の「Fn」と「f4」を同時に押すと以下の画像に切り替わりました。
ノートパソコン側のデータと同じものが外部モニター側に表示されている事が確認できると思います。

2つの画面に映した状態でパソコンを使う方法や、外部モニターのみに映してパソコンを使うなど自分のスタイルに合わせて映し出す事が可能です。

今回例として使用したノートパソコンの画面は割れておりませんでしたが、割れてしまった場合はこの外部モニターに接続する方法を行なえばバックアップを取ったりする事が可能となります。
今回使用したケーブルはD-SUB15ピンでしたが、比較的新しいノートパソコンの場合はHDMI端子がついておりますのでテレビやプロジェクターなどいろいろな機械に映し出す事もできます。

会議などでプロジェクターを使いパソコンのデータを映し出してプレゼンする事があると思いますが同じことですね。
(取り付けする機械によっては変換機などが必要になることもあります)

また、ノートパソコンでDVDや映画を見る時に画面が小さいという理由から外部モニターに接続してる方は普通にいらっしゃいますね。
解像度さえ合えばピンボケなどせずに画面を見ることができますので、この外部出力はいろいろな役割ができます。

 

パソコンの画面割れ修理代の相場

修理代はメーカーや修理方法(液晶パネル交換、液晶上半身交換)によって異なりますが、おおよその費用は以下の通りです。
WindowsよりもMacのパソコンの方が費用は高いです。

  • メーカー公式修理:30,000円~80,000円
  • 修理専門店(当社など):15,000円~50,000円
  • 自分で交換(液晶パネル購入のみ):10,000円~30,000円

※画面割れは5cmの亀裂、20cmの亀裂で料金が変わる事はありません。

修理代金はいくら見ておけばいいのか?

液晶割れをしてしまったノートパソコンの修理依頼は毎日ありますが、修理代金はメーカーや機種によって全く異なります。
もちろん修理店によっても違います。

最近主流になっている15.6インチの標準のノートパソコンですと、 当社では2万円から3万円が最も多い価格帯ですが、MacBookや特殊なパソコンになるとそうはいきません。

特殊のノートパソコンとはわかりやすく言ってしまうとタッチパネルが付いていたり、高解像度のモデルです。
解像度FULL HDよりも、4K液晶の方が修理代金は高いです。

見積もり希望の際は、パソコンのメーカー、型番、故障内容をお知らせくださいませ。

<例>
Apple
MacBook Air A2337
画面が割れて半分くらいが見えない

 

修理方法の選択肢

✔ メーカー公式サポートを利用する

メーカーのサポートを利用すると純正部品を使用した修理が可能ですが、修理代が高額になりやすく、修理期間が長くなることがあります。

✔ 修理専門店に依頼する

修理専門店では、メーカーより安く、即日修理が可能な場合もあります。

✔ 自分で液晶パネルを交換する

DIYが得意な方なら、自分で交換することも可能です。
ただし、分解にはリスクがあり、ミスをすると別の故障につながる可能性があります。
自分で直そうとしたら、「電源が入らなくなってしまった」「画面がうっすらとしか見えない」という症状は結構多い気がします。

 

パソコンの画面割れを放置するとどうなる?

画面割れをそのままにしておくと、次のようなトラブルが発生する可能性があります。

  • ひびが広がり、画面が完全に映らなくなる
  • 液晶漏れが進行し、さらに修理費用が高くなる
  • タッチパネルの誤作動で、正常な操作ができなくなる
  • 破損部分が指や手を傷つける恐れがある

タッチパネルを搭載している機種で、画面割れがあるとそのまま使用するのは少し危険です。
タッチの誤動作が出ていると、勝手に選択されたり、設定を変更されてしまう場合があります。
その場合、パソコンに詳しい方であればデバイスマネージャーよりタッチ操作を無効にする事でこの問題は解決できます。

液晶割れはそのまま放置しても直ることはございません。
また、メーカーで修理を行う場合は非常に高額な修理料金になってしまうために驚かれると思いますが、当社ではメーカー修理の半額程度の価格で修理が出来ております。
他店で高額なお見積もりをされてしまった場合は当社まで一度ご相談いただければと思います。

 

まとめ

画面割れを起こしてしまうとパソコンとして正常に使うことが難しくなり、仕事にも悪影響を及ぼします。
そのまま放置しても改善する事はありませんので、修理店に相談される事をお勧めいたします。

 

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