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MacBook Pro (A1502) のコーティング剥げ問題|症状・修理事例・買取対応まとめ
近年のRetinaディスプレイを搭載したMacBook Pro(2012~2015年モデル)で多発しているのが、ディスプレイの反射防止コーティング剥げのトラブルです。
Appleが一時期、無償交換プログラムを実施していたことから“Staingate”とも呼ばれていますが、すでにプログラムが終了してしまい、無料修理が受けられない場合も少なくありません。
本記事では、MacBook Pro A1502(Early 2015)のコーティング剥げ修理例をもとに、症状や対応方法、買取に関する情報をまとめました。
【症状】MacBook Pro 13インチ(A1502)のコーティング剥げ
■お問い合わせ内容:
「Retinaディスプレイのコーティングが酷く剥がれています。Appleに相談したところ、過去には無償交換してもらったことがありますが、今はプログラムが終わっているので修理したい。」
このように2012~2015年製のRetina MacBook Proでは、ディスプレイ表面のコーティングが劣化・剥がれを起こしやすい問題が知られています。
電源を入れれば表示自体に支障はないものの、電源OFF時に斑点や剥がれが目立ち、見た目が非常に気になるというケースが多いです。
上の写真のように、画面周辺や中央に大きな斑点状の剥がれが見えるケースもあります。
コーティング剥げの原因と対処法
メーカーから公式に明確な原因は公表されていませんが、
- 長期間の使用によるディスプレイ表面コーティングの劣化
- クリーニング剤や過度な圧力で拭いたことによるダメージ
- 環境要因(高温多湿など)
が関係していると考えられます。いずれにせよ、コーティングが剥がれても映像自体は正常に見えるケースが多く、あくまで見た目や美観の問題という点が特徴です。
しかし、どうしても見た目が気になる方は液晶パネル交換しか対処方法がありません。
修理内容:液晶パネル交換のみでコーティング剥げを解消
コーティング剥げが発生した場合、当店では液晶パネル交換を行い、新しいパネルを装着することで剥がれを完全になくす方法を取っています。
下の写真では、交換後はコーティング剥げがない美しい画面に戻っています。
また、液晶周囲のゴム枠が劣化している場合はゴムパーツの交換も対応可能です。
修理費用と作業期間
MacBook Pro 13インチ(A1502)のコーティング剥げ修理にかかる費用は、液晶パネルの交換費用が主になります。2012~2015年モデルはすでに製造終了から年数が経っており、液晶部品の価格が高騰している傾向があります。
そのため、修理費用が高く感じられる方もいるかもしれません。
●修理期間:
- 部品在庫がある場合:数日~1週間
- 海外取り寄せの場合:1~2週間以上
●修理費用:
- 液晶パネル交換代+作業工賃+消費税
- 機種やパネルの調達難易度によって変動あり
コーティング剥げ状態でも買取可能
当店ではパソコン修理だけでなく、MacBook Proの買取にも対応しています。
コーティング剥げや外装傷などの理由で通常の買取店ではジャンク扱いになってしまう場合でも、パーツ取りの価値を考慮した査定が可能です。
修理するか買い替えるか迷っている方は、買取額を含めて総合的にご検討ください。
まとめ|MacBook Proのコーティング剥げは液晶交換で解決
2012年モデルから2015年モデルのRetina MacBook Pro(特にA1502など)でよく見られるコーティング剥げは、Appleが一時無料交換を実施したことから“Staingate”とも呼ばれました。
しかし、現在では無償対応の期限が過ぎてしまい、メーカーサポートでは高額修理になりがちです。
当店では、液晶パネルの単体交換を行うことで、コーティング剥げを完全に解消できます。ゴム枠が劣化している場合も交換可能。
修理費用が高騰している点はご留意いただく必要がありますが、「どうしても見た目が気になる」「画面の美観を取り戻したい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
最終的に、「修理か買い替えか」迷った際には、当店の買取査定も活用して、トータルコストを比較するのもおすすめです。