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HP Pavilion Aero 13-be2009AU｜超軽量モデルの液晶割れをパネル交換で修理した詳細事例
HPのノートパソコンシリーズPavilion Aero 13は、13インチながら非常に軽量・薄型設計で人気を集めていますが、持ち運び時にうっかり落下させたり、ディスプレイ部分に物を挟み込んでしまった結果、液晶割れが生じるケースも見られます。
今回ご依頼いただいた13-be2009AUも、画面左上に亀裂が入ってしまったモデルですが、当店で分解＆液晶パネル交換を行い、短期間で修理完了に至った事例をご紹介します。
同じPavilion Aero 13の13-be2006AU、13-be2007AU、13-be2008AU、13-be2010AU、13-be2011AUなどでも、部品や在庫の状況次第で同様に修理できる可能性があります。
1. Pavilion Aero 13-be2009AUが破損した経緯と症状
【故障のご相談内容】
「机から少し落としてしまい、ディスプレイの左上にヒビが入って画面の一部が黒く液漏れしてしまった。
起動はできており、ログイン画面が何とか表示されるが文字が読めない状態なので修理をお願いしたい。」
お客様は遠方（福岡県）にお住まいでしたが、宅配便を利用して当店（千葉県）までPCを送付してくださいました。
画面左上に亀裂があり、そこから黒い液漏れが広がった状態でログイン画面は部分的にしか判別できない。
2. 分解調査と液晶パネルの交換方針
外部モニターでは正常表示が確認できるため、マザーボードやSSDの損傷はなし。
原因はほぼ間違いなく液晶パネル自体の破損です。
当店で分解後、パネル型番を特定し、部品在庫や取り寄せ可否を確認した結果、修理可能なタイプと判明しました。
Pavilion Aero 13は薄型パネルを採用しているため、取り扱いには注意が必要ですが、交換作業そのものは問題なく進められます。
3. 修理の流れ：パネル交換手順
1. キーボード部と液晶部を分解するため、裏蓋ネジをすべて外し、慎重にカバーを開ける。
2. ヒンジ周りのネジやケーブル（液晶ケーブル、Wi-Fiアンテナなど）を外し、液晶ユニットを切り離す。
3. ベゼル（液晶フレーム）をヘラなどで少しずつ外し、パネル背面の液晶ケーブルを抜いて古いパネルを除去。
4. 新品パネルを接続し、逆手順でネジ留め・カバーを戻せば完成。
注意: Pavilion Aero 13-beシリーズは筐体が薄く、ネジ固定が少なくツメで止める構造が多いので、強く押し込みすぎたりすると筐体が割れる恐れがあります。
プロの修理業者でも気を使うモデルと言えます。
4. 修理後の確認：正常表示とデータ維持
パネル交換を終え電源を入れたところ、亀裂や液漏れ部分が消え、画面全体が鮮明に表示されるようになりました。
HDD/SSDには一切触れていないため、OSやデータはそのまま残り、修理完了後すぐに従来の作業環境を再開できます。
Pavilion Aeroシリーズは非常に軽量で持ち運びに便利ですが、画面も“超薄型”なので今後も衝撃には要注意です。
交換後の液晶はひび割れや黒い液漏れが消え、ログイン画面がフル表示。データもそのままでユーザーの環境を保持。
5. 修理期間・費用の目安
今回のケースではパネルが海外取り寄せ対象となり、1週間ほど部品到着まで待機。その後1時間程度の作業で修理完了しています。
在庫があるモデルなら最短即日対応も可能です。
費用目安: 2万〜4万円台（パネル解像度やモデルの特殊性による）。
他店で高額な見積もりを提示された方は、当店の見積もりと比較いただくのがおすすめです。
6. Pavilion Aero 13の買取も可能
当店は修理だけではなく、パソコン買取にも対応しています。
液晶破損や他のトラブルがあるPCを、一般的なリサイクル店に持ち込むと「ジャンク扱い」となり大幅に減額されることも多いですが、
当店ではパーツ価値を考慮した査定を行うため、思った以上の価格で買い取れる可能性もあります。
もし修理費用が予想より高く買い替えを検討中の方は、査定だけでもお申し付けください。
まとめ｜Pavilion Aero 13-beシリーズでも液晶交換で復活可能
Pavilion Aero 13-be2009AUの液晶割れは、超軽量パネル特有の取り扱いリスクはあるものの、適切なパーツさえあれば交換修理が可能です。
海外取り寄せになった場合でも、部品到着後は数時間〜1日で修理完了し、データ初期化などは不要。
「メーカーに出したら高額だった」「最寄りの店で断られた」という場合も、ぜひ当店にご相談ください。
在庫や取り寄せ状況によっては即日〜数日でパソコンを元通りご利用いただけます。
