DELL XPS 12 9Q33の画面故障、液漏れの修理

【修理実績】DELL XPS 12 9Q33 液晶漏れ・液晶割れの修理事例

今回はDELLの2in1ノートパソコン「XPS 12 9Q33」の画面トラブルによる修理依頼を承りました。
XPS 12シリーズは、キーボード部分と液晶部分をフリップして利用できる特殊構造を持つモデルとして人気がありますが、その分、修理となると対応している店舗が少ないという難点があります。
当社では以前より同シリーズの修理を数多く実施しており、今回も迅速にご対応可能となりましたので、同様の不具合でお困りの方はお気軽にご相談ください。

DELL XPS 12 9Q33 の修理事例

【故障のお問い合わせ内容】
液晶パネル脇から粘着質の液体がにじみ出てくる。
画面の左側に液漏れの広がりが見え始めている。

XPS 12 9Q33 画面故障

パソコンが当社に到着後、状態を確認させていただくと、確かに液晶パネルの左上付近に液漏れが見受けられました。
この“液漏れ”は、パネル内部に施されている液晶部やタッチパネル接着剤などが破損してしまい、表示不良やにじみが発生する症状です。
また、XPS 12 9Q33にかかわらず、タッチ機能を搭載している2in1タイプでは内部構造がやや複雑で、パネル交換が必須となるケースが少なくありません。

分解調査の結果、液漏れ原因がパネル内部の破損であることが判明し、フロントパネルごと新しい部品に交換を行いました。
液晶はタッチパネル層と一体化されているため、部分修理で済ませるのが難しく、パネルごとの交換がもっとも確実です。
交換後は画面のにじみや液漏れが完全に解消され、映像表示が本来の品質に戻りました。

今回の修理は、液晶パネルの交換のみで他のハードウェアに損傷はなかったため、ハードディスクやSSDに保存されているデータは一切初期化せずにそのままの状態で返却いたしました。
当社では、できる限りデータを保持したまま修理を行いますので、修理後すぐに今までの環境でPCを使い始められるのが大きなメリットです。


DELL XPS 12 9Q33 液晶修理にかかった日数

今回は故障が起きたパネルが特殊形状かつタッチ対応のため、部品の在庫状況が大きく左右します。
通常、国内に在庫がある場合は約1週間程度で完了することが多いですが、在庫切れの際は海外取り寄せになるため2〜3週間かかる可能性があります。
今回のXPS 12 9Q33は在庫が幸い残っていたため、パソコンをお預かりしてから約1週間で作業が終了しました。
急ぎの場合はお見積もり時に在庫確認を行うことで、納期をある程度明確にできます。

部品の識別:9Q23と9Q33の違い

XPS 12シリーズには、型番「9Q23」と「9Q33」があり、一見すると筐体のデザインが似ているため見分けが難しいです。
9Q33の場合は画面枠にDELLロゴが入っているのに対し、9Q23のほうはXPSというロゴがメインに記載されている点が大きな違いです。
部品の互換性も変わってくるので、修理依頼の際には型番をお伝えいただくとスムーズに見積もりが可能となります。


DELL XPS 12 9Q33の買取も可能!

当店はパソコン修理店としてだけでなく、壊れてしまったパソコンの買取にも対応しております。
メーカーサポートが終了したモデルや、液晶漏れ・液晶割れが発生している中古PCは通常のリサイクルショップや買取サービスで査定が厳しい傾向にあります。
しかし当社では、修理可能なパーツとしての価値を重視して査定を行っております。
もし今回のように液晶部分の故障で修理費が高く、買い替えを検討されている場合は、ぜひ一度買取査定をご相談ください。
思わぬ高額で買い取れるケースもございます。


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