MacBook Air A2337、A2179、A1932の違いは?

MacBook AirのモデルナンバーA2337・A2179・A1932の違いを徹底解説

AppleのMacBook Airには「A2337」「A2179」「A1932」など、モデルごとに異なるModel番号が割り振られていますが、一見すると数字だけの羅列でわかりにくいですよね。
実際、店頭やインターネットで「A2337って何?」「A2179とA1932の違いは?」と混乱する方も少なくありません。

本記事では、それぞれのModel番号が示す意味や、各モデルの年式・スペック外観の違いなどをわかりやすく解説し、あなたが使っている(または検討している)MacBook Airの特徴をスッキリ理解できるようサポートします。


■MacBook Airのモデル番号とは?

MacBookをはじめとするApple製品には、「A****」という形式のModel番号が付与されています。
これは筐体や構造の大きな共通点を持つグループを区別するためのものであり、製品の年式やスペックを直接示すものではありません
具体的な製品の発売年やCPU・ストレージなどは、Appleメニュー(左上のリンゴマーク)から「このMacについて」を開き、そこで表示されるシステム情報で確認するのが確実です。

一方で、本体裏面を見ると、「Model: Axxxx」の形で刻印があり、これが外部からでも手軽に判別できる唯一のヒントとなります。
「このMacについて」を開けない状態(起動不能など)でも、物理的に本体裏面を確認するだけで大まかなモデルを特定できるのは大きなメリットでしょう。


■A1932・A2179・A2337 の基本的な位置づけ

近年のMacBook Airでは、2018年以降から筐体デザインが大幅に刷新され、Retinaディスプレイ搭載となったことが大きなトピックです。
A1932・A2179・A2337はいずれも背面のリンゴマークが光らない、薄型かつRetina仕様のモデル。
とはいえ、その内部構造やCPU世代が異なるため、パフォーマンスやバッテリー駆動時間に違いが出てきます。

3つのモデルをざっくり年式順に並べると、

  • A1932:2018年モデル(Late 2018〜2019年発売)
  • A2179:2020年モデル(Early 2020発売)
  • A2337:2020年末以降のモデル(Apple M1チップ搭載)

大きな流れとしては、2018年にRetinaディスプレイ搭載のMacBook Air(A1932)が登場し、2020年にマイナーアップデート版のA2179が発売され、同年末にはM1チップ搭載のA2337がリリースされた――というイメージです。
以下では、それぞれの特徴をもう少し掘り下げて見てみましょう。


■A1932:Retina搭載MacBook Airの先駆け(2018〜2019年)

主なポイント:

  • MacBook Airとして初めてRetinaディスプレイを搭載
  • CPUはIntel Coreシリーズ(Core i5やi7)
  • 背面のリンゴマークが光らないデザインに変更
  • 従来モデル(A1466など)より薄型ベゼル・軽量化

MacBook Airは2010年代前半から「A1369」や「A1466」といったモデルで人気を集めてきましたが、これらは非Retinaディスプレイでした。
そこで2018年に投入されたA1932が、Airシリーズ初のRetinaとなり、見た目もスタイリッシュに刷新されています。

ただし、Retina化や薄型化に伴い、背面リンゴマークの発光が廃止されている点は旧来のファンにとって象徴的な変化かもしれません。
さらにThunderbolt 3(USB-C)ポートのみが2つ搭載された構成に変わり、従来のUSB-AやMagSafeポートは廃止。外部機器との接続にはアダプタが必要になる場合が多いです。


■A2179:2020年モデルのIntel MacBook Air

主なポイント:

  • 2020年初頭に発売されたRetinaディスプレイ搭載MacBook Air
  • CPUは第10世代のIntel Core(Core i3/i5/i7)
  • キーボードがシザー構造(Magic Keyboard)へ刷新
  • 外見はA1932とほぼ同じ。内部パーツのマイナーアップデート

A2179は、A1932の後継として2020年に発売されたMacBook Airです。
基本デザインやRetina仕様はほとんど変わらず、CPUが最新世代のIntel Coreプロセッサへアップデートされたのが大きな変更点。
また、従来のバタフライキーボードから、信頼性の高いシザー構造のMagic Keyboardへ戻っているため、キーボードの打鍵感が向上している点も見逃せません。

外観上はA1932と非常によく似ており、パッと見だけでモデルを見分けるのは難しいでしょう。
裏面の「Model: A2179」という刻印や、「このMacについて」で確認できる発売年・CPUの種類が最も確実です。


■A2337:Apple M1チップを搭載した新世代MacBook Air

主なポイント:

  • 2020年末に登場したAppleシリコン「M1」搭載モデル
  • Intel CPUではなく、Apple独自のARMベースチップが採用
  • 消費電力を抑えながら高いパフォーマンスを実現
  • 外観はA2179と大差ないが、内部設計が大きく変化

Appleは2020年末にIntelから独自設計のAppleシリコン(M1チップ)へ移行を開始しました。A2337はその先陣を切ったMacBook Airで、バッテリー駆動時間の大幅な向上や、ファンレス設計による静音性など、旧世代Intel Macでは実現し得なかった魅力を持っています。

「このMacについて」を開くと、CPU欄には「Apple M1」とだけ表示されるため、一目でIntel機かM1機かわかるはずです。
外観だけを見るとA2179との違いは少ないですが、性能面では別次元の進化を遂げているモデルと言えるでしょう。


■A2337・A2179・A1932 共通の特徴:Retinaディスプレイ&リンゴマーク非発光

前述のように、A2337(M1)・A2179(2020 Intel)・A1932(2018 Intel)という3モデルは、いずれも

  • Retinaディスプレイ(高解像度で色域も向上)
  • 背面Appleロゴが光らない
  • 薄型軽量デザイン、Thunderbolt 3(USB-C)ポート×2

といった点で共通しています。
2012〜2017年頃に主力だったMacBook Air(A1466など)は非Retinaでリンゴマークが光り、MagSafeやUSB-Aを搭載していましたが、新しいAirはほぼ全てが様変わりしていると捉えてよいでしょう。

また、キーボード部分に関しては、A1932では初期バタフライ構造のものが採用されていましたが、A2179以降はMagic Keyboardへと切り替わりました。
「キーを押し込んだときのクリック感」や「誤作動しにくさ」などで差があるため、購入前には可能なら店頭などで打ち比べしておくと安心です。


■旧型MacBook Air(A1466・A1369)との大きな違い

いまだに「MacBook AirといえばA1466」「A1369からずっとMagSafeで充電してきた」というユーザーも多いでしょう。
これら旧型Airと、Retina化されたA1932/A2179/A2337の違いをまとめると、以下のようになります。

  • 液晶: 非Retina → Retina化(文字や画像が美しく表示される)
  • Appleロゴ: 発光ロゴ → 背面ロゴが光らないデザイン
  • ポート類: USB-AやMagSafe → Thunderbolt 3(USB-C)×2のみ
  • CPU: Intelのみ → Intel or Apple M1(モデルによる)
  • 解像度: 1440×900前後 → 2560×1600前後(13.3インチの場合)

見た目の高級感や画質向上は嬉しいポイントですが、従来の充電ケーブルやUSB機器がそのままでは使えないケースが増えたため、アダプタの用意USBハブの選定が必要になります。
また、発光リンゴマークを好んでいる方には少し寂しい変化かもしれません。


■Model番号だけではわからない年式・スペック

最後にもう一度強調しておきたいのが、A2337・A2179・A1932といったModel番号はあくまで「筐体の構造」を示す指標であり、製品の発売年メモリ容量ストレージ容量などを直接示すものではありません。
より詳しい情報を知りたいときは、macOSが起動できる場合なら

左上のリンゴマーク →「このMacについて」

の画面を見ることで、「◯年モデル」「CPU:Apple M1 / Intel Core i5 1.1GHz」「メモリ:8GB」など、詳細スペックを確認できます。
仮にmacOSが起動しない状況でも、本体裏のModel番号を手掛かりに、Apple公式や修理業者のデータベースで照合すれば、大枠の発売年やCPU区分はわかるでしょう。


■まとめ:自分のMacBook Airを把握して、賢く使いこなそう

A2337・A2179・A1932はいずれも背面リンゴマークが光らないRetinaモデルのMacBook Airですが、それぞれ内部に大きな差があります。
特にA2337はApple M1チップ搭載という点で旧来のIntel版とは大きく異なる性能やバッテリー駆動時間を実現しています。
一方、A2179・A1932はIntelプロセッサ搭載モデルですので、Windowsの仮想化ソフトなどを従来どおり使いたい方には依然として利点があるかもしれません。
キーボードの違いや発売年ごとのマイナーアップデートも踏まえ、自分の用途に合ったモデルを選ぶ(または理解して使う)ことが大切です。

また、Model番号だけでは判別しきれない詳細スペックや年式の見分け方を知っておけば、修理や下取り査定、パーツ交換などの際にもスムーズに話が進むはずです。
もしMacの状態やスペックでお困りのことがあれば、ぜひ専門の修理業者や公式サポートに相談してみてください。

今回紹介したA2337・A2179・A1932はいずれも現行デザインに近いMacBook Airなので、見た目は似ていても内部性能は各世代で大きく異なります。
「Apple M1」と「Intel CPU」の差は今後さらに大きく取り上げられると予想されますので、Mac選びや活用の際にはぜひ本記事を参考に、ご自身のニーズや予算、対応するアプリケーションなどを考慮しつつ最適なモデルを見極めてください。

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