パソコンが発火!画面割れをしている場合は要注意!

パソコンの画面が発火!?液晶割れ放置が招く思わぬ危険と修理事例を解説

スマートフォンやiPhoneのバッテリー発火がニュースで話題になることはあっても、まさかパソコンの液晶画面から火が出るとは…と驚く方も多いのではないでしょうか。
実際、当店にも「一体型パソコンの画面が割れて、そのままにしていたら発火した」という衝撃的な修理依頼が舞い込んできたことがあります。
これまで数万台の液晶修理をこなしてきた当社でも、画面自体から火が出る光景は初の経験でした。

今回はその発火事例をもとに、液晶割れを放置するリスクや、どんな対策をとるべきなのかを詳しくご紹介します。
パソコンをスリープで放置して外出している方や、液晶が割れていても外部ディスプレイをつないで「とりあえず使えるから」と修理せずに使い続ける方は、ぜひ一度読んでみてください。


「パソコンから火が出た!」液晶割れが原因の発火トラブルとは

【故障のお問い合わせ内容】
「一体型パソコンの画面が割れてしまい、修理をお願いしたい。さらに、液晶が焼けたようで焦げ臭くなり、画面の左下あたりが変色している。どうやら火が出ていた可能性がある。」

パソコン発火

ご依頼品は宅配便で当店に届き、電源を入れる前の時点で液晶パネルの一部が溶けているのが確認できました。
表面を軽く触るだけでも破損が大きいのがわかり、強い衝撃が加わったものの利用者はしばらく気づかず、そのまま使っていた模様です。

実際に電源を入れて動作を確認している際、画面下部が赤黒く光っているような変色を起こし、パネル内で発火している様子が見受けられました。
幸い、すぐ電源を落として事なきを得ましたが、画面破損放置の危険性を痛感する事例です。


パソコン 焼けた

写真を見てもわかるように、パネル周辺のプラスチック枠が焼け焦げて溶けています。
液晶そのものが完全にショートしているのか、基板部分がショートしたのかは定かではありませんが、熱が発生しているのは間違いありませんでした。

その後、割れた液晶パネルだけを取り外し、新しいパネルに交換したところ、焼損部があっても内部基板は奇跡的に無事だったため、画面表示が復活。
データもそのままで稼動させることに成功しました。
結果的には液晶以外の被害は最小限でしたが、もし気づかずに使い続けていたら、さらなる発火や周辺素材への延焼など、重大なリスクがあったかもしれません。


なぜ画面割れで火が出る? バッテリー発火との違い

スマホやタブレットはバッテリーが劣化・膨張して発火する事例がよく取り沙汰されますが、画面自体(液晶パネル)が発火するのはかなり稀です。
ただし、一体型PCの中には、バックライトに蛍光管(CCFL)を使っていたり、基板が高電圧で駆動している部分があったりして、不具合によって高温となる可能性がゼロではありません。
パネル内部で強いショートが起きれば、プラスチック部品や内部の金属が熱を持ち、最悪発煙・発火に至る恐れがあります。
今回のケースではまさに液晶割れがきっかけで内部配線が断線・ショートを起こし、熱を発して周囲の枠を焼いたと思われます。


液晶割れ放置のリスク:「外部モニターで使えるから大丈夫」は危険

ノートPCや一体型PCの画面が壊れても、外部ディスプレイに接続すればある程度操作できるので、「修理はあとでいいや」と先延ばしにする人もいます。
しかし、今回の事例のように破損部分が物理的に深刻だと、パネル内部で発熱・発火が起こり得るため、極めて危険です。
PCがスリープ状態やスタンバイ状態でも、電源回路や基板には通電しており、一部では電圧がかかっています。
日常的に「画面割れを放置したままだけど問題ない」と思っていると、非常にリスクが高いということを、今回の例は象徴的に示しています。


心がけたい安全対策:スリープでも外出時は電源OFFを推奨

多くの人は、ノートパソコンや一体型PCをスリープ状態のまま外出することがあります。
通常なら問題ありませんが、もし内部で液晶破損やバッテリー劣化が進んでいる場合、通電したまま放置することで予想外の事故を招くかもしれません。
少なくとも以下を心がけておくと安心です:

  • 液晶や本体に明確な故障がある場合、外出時は完全に電源を落とす
  • 可能ならバッテリーやACアダプタを外してから離れる(ノートPCの場合はバッテリー取り外しが難しいことも多い)
  • 地震対策や転倒防止策も、発火とは別ですが一体型PCの場合特に重要

物理的に壊れている部分があるなら、念のため早めに修理や部品交換を検討しましょう。


まとめ:画面割れは放置しない! 発火リスクを甘く見るのは禁物

スマホやiPhoneのバッテリー発火のニュースを聞いても、「PCの液晶で火が出ることなんてあるの?」と想像しにくいかもしれません。しかし、一体型パソコンやノートPCでも、画面割れが放置されると高温や火種が発生する危険があることが今回の事例で判明しました。

ひび割れがあり外部モニターをつなぐだけで使っている方や、画面に怪しい変色があるのにスリープで放置している方は、今一度安全を再確認しましょう。
発火事故を防ぐためにも、液晶が割れたらすぐに修理を検討し、部品交換やパネル交換を済ませるのが賢明です。
たとえ発火に至らなくとも、日常的に使うPCで故障を抱えたままの運用はリスクが多いので、どうか注意してください。

パソコン買取り