富士通 CH75/F3 FMVC75F3GGの液晶割れ 分解修理

CH75/F3 画面割れの修理

富士通 CH75/F3 液晶割れ修理実績とポイント

今回は富士通のノートパソコン「CH75/F3 FMVC75F3GG」で、液晶が割れてしまった事例をもとに修理をご依頼いただきました。

このモデルは2021年に発売された比較的新しい機種で、性能や携帯性に定評がありますが、液晶が非常に薄く、衝撃を受けると割れやすい側面もあります。
メーカー保証期間内であっても、液晶割れは自己都合による物理的な破損とみなされるため、高額な修理費用がかかりやすいのが現状です。
もしメーカーでの見積もりが高額となりお悩みの場合は、当店でお安く直せる可能性がございますので、ぜひご相談くださいませ。


【故障のお問い合わせ内容】

「ディスプレイに黒い液漏れやひび割れが見え、画面がまともに見えません。内部データは心配ですが、外部モニターでは正常にWindowsが起動しているようです。なるべく費用を抑えて修理したいのですが、可能でしょうか?」

…といったご相談をいただき、実際にパソコンをお預かりして修理を進める運びとなりました。


液晶割れの症状:黒い線・液漏れ

電源を入れてみると、画面の左下付近を中心に亀裂が走り、カラフルな線や黒い液漏れ部分が広がっていました。
画面の大部分で情報が確認できず、操作もままならない状態です。
ただし、外部モニターに接続すると正常にWindows 10/11の起動画面や操作ができることが分かり、SSDやマザーボードには問題なしと判断。

液晶パネル交換だけで修理可能と確信しました。


液晶パネル交換作業の流れ

  1. 分解と型番確認:
    CH75/F3は画面や筐体が薄型軽量化されており、やや分解が難しい部類です。
    まずは液晶ベゼルを丁寧に外し、パネルの型番を確認します。
  2. 適合パネル手配:
    同じ型番の液晶パネルをストックしている場合は即日対応、無い場合は海外取り寄せとなることもあります。
    今回のケースでは部品が特殊で、海外取り寄せとなりました。
  3. 液晶パネル交換:
    パネルを交換し、ケーブル類を正しく接続して元通りに組み立てます。
    CH75/F3はタッチパネル非搭載モデルのため、比較的スムーズに作業可能でした。
  4. 表示・動作確認:
    組み立て後、電源を入れて表示とWindows起動をチェック。問題なければ修理完了です。

修理後の状態とデータ保持

交換作業後は画面全体が綺麗に映り、黒い線や液漏れも一切なくなりました。データを消去する必要はなく、今までの環境をそのまま引き継いでパソコンを使用できます。
当店では液晶交換を行う際、OSやハードディスク・SSDの初期化はせず、そのままの状態で返却しますので、返却後はすぐにお仕事や学業に復帰していただけます。


CH75/F3の修理期間や費用感

  • 修理期間:
    今回の修理は海外取り寄せが必要だったため、約2週間ほど部品待ちに時間を要しました。部品入荷後の作業自体は約40分ほどで完了。
    部品在庫状況により、最短即日対応が可能な場合もありますので、お急ぎの場合は事前にお問い合わせをお願いいたします。
  • 修理費用:
    液晶交換の費用は機種や取り寄せの難易度によって異なりますが、富士通純正品を使った場合でもメーカーや家電量販店の修理費よりも当店の方が安くなるケースが大半です。
    具体的な金額はお問い合わせ時にお見積もりできますので、お気軽にご依頼ください。

CH75/F3の買取も可能です

当店はパソコン修理店ですが、壊れてしまったCH75/F3の買取も行っております
液晶割れや故障がある状態で通常の買取店に査定依頼を出すと、ジャンク扱いで思ったよりも査定額が付かない場合が多いです。
当社なら「使用可能なパーツとしての価値」を評価できるため、減額査定でお悩みの際は一度ご相談いただければ、思わぬ査定額となる可能性もあります。

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