Mac 「復旧サーバに接続できませんでした。」の直し方

Macの「復旧サーバに接続できませんでした。」エラーを解決する方法|時刻設定・ネットワーク再設定など徹底解説

Macの初期化やOS再インストールを行う際、「復旧サーバに接続できませんでした。」というエラーが表示されて先へ進めなくなることがあります。
特に、ディスクユーティリティでストレージをフォーマットしてからmacOSを再インストールしようとした際にこの症状が出やすい印象です。

実はこのトラブル、ネットワークや時刻の設定を見直すだけであっさり解決できる場合が多く、思ったより簡単に先へ進める可能性があります。

そこで本記事では、復旧サーバに接続できない原因と、その対処手順をわかりやすく解説します。愛用のMacを再インストールしたいのに先に進めず困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。


Macを初期化・再インストール中に起こる「復旧サーバに接続できませんでした。」とは?

ディスクユーティリティからmacOSを再インストールしようとすると、下記のようなメッセージが表示されることがあります。

「復旧サーバに接続できませんでした。」

このエラーが出てしまうと、OSをダウンロードするためのネットワーク接続やタイムサーバが正しく機能していないと判断され、インストール作業を中断せざるを得なくなります。
多くのユーザーがここでつまずき、「一体何が原因でサーバに接続できないのか?」と悩むケースが多いのですが、時刻設定のズレネットワーク未接続が代表的な要因です。

復旧サーバに接続できませんでした。


1. ネットワークに繋がっていない

最もシンプルな原因として、インターネット接続自体がオフラインになっている場合があります。macOSのリカバリや再インストールは、AppleのサーバからOSイメージをダウンロードする必要があるため、Wi-Fiや有線LANが正しく繋がっていないと「復旧サーバに接続できませんでした。」というエラーが表示されるわけです。

  • Wi-Fiの場合: パスワードが間違っていないか、電波が不安定ではないかをチェック。
    ログイン画面からWi-Fi接続を再設定するか、ルーターが稼働しているか確認。
  • 有線LANの場合: LANケーブルがしっかり挿さっているか、ルーターやハブの電源が入っているか、インターネット回線自体がダウンしていないかを確認。

2. システム時刻が大きくズレている

実際に多いのが、時刻設定が狂っていることが原因でエラーが出るケースです。
特に、「command + R」「command + option + R」を押しながら起動してリカバリモードに入る場面で、時計が初期値(1970年や2000年など)にリセットされていると、Appleの復旧サーバ側でセキュリティ証明書が一致せず接続拒否されてしまうのです。

修理店で受け付けた事例でも、「復旧サーバに接続できませんでした。」が出る原因が大半この時刻ズレに起因していることが多く、以下のようにTerminalコマンドで時刻を正してあげれば解決するケースがあります。


実際の対処方法:時刻を合わせる・起動モードを変える

ここからは具体的な操作手順を紹介します。
今回の例ではMacBook Pro A1278(Intel Mac)を使用し、ディスクユーティリティからの再インストール途中でエラーが出る事態を想定しています。

1. Terminalを開いて時刻を修正

  • リカバリモードの画面が表示された状態で、画面左上のリンゴマークをクリックし、「ターミナル」を選択。
  • 「bash-3.2#」などと表示されたら、以下のようにdateコマンドを入力し、システムの日付・時刻を設定します。

書式: date [月日][時分][西暦]
例:2020年9月28日11時53分なら、

date 092811532020

エンターキーを押すと、Mon Sep 28 11:53:00 UTC 2020 のように表示されればOKです。
これで時刻設定が正しく反映され、再度OSインストールを試せば接続エラーが解消されるかもしれません。


2. コマンド + オプション + Rで別の復旧モードを試す

もし時刻修正をしても同じエラーが出る場合や、そもそもリカバリモードのバージョンが合っていない可能性がある場合は、「command + option + R」を押しながら起動するインターネットリカバリモードを試してみてください。
通常の「command + R」はローカルリカバリ領域を使用するのに対し、「command + option + R」ではインターネットからmacOSのイメージを取得しようとするため、ダウンロードできるOSバージョンが異なる場合があります。

  • Macの電源がオフの状態で「command + option + R」を押しっぱなしにしたまま電源を入れる。
  • リンゴマークや地球儀のマークが出てきたら、そのまま約30秒ほどキーを離さず待機。
  • インターネットリカバリの画面が表示されれば成功。

もし従来のリカバリモードと違うバージョンのmacOSインストール画面が表示されても問題ありません。
むしろそれが動くようであれば、無事インストールが進められるはずです。


その他の注意点:ネットワーク・セキュリティ証明書の問題

時刻の設定やキーボードの入力ミスが原因で解決できない場合、次の点も確認してみてください:

  • ネットワークの暗号化方式:
    WPA3など新しい暗号化方式を使用している場合、古いリカバリモードでは対応しておらず接続できない可能性もあります。
    ルーター側の設定を一時的にWPA2に落としてみるなどの対処を検討してください。
  • LANケーブル接続で試す:
    Wi-Fiが不安定な環境だとダウンロードに失敗する恐れがあります。
    可能であれば有線LANで直接ルーターにつないでみると、スムーズに進む場合があります。
  • Apple IDが古い/新しい:
    macOSのバージョンと紐づくApple IDの認証トラブルはあまり頻繁ではありませんが、まれに認証がうまくいかない場合があります。
    異なるApple IDを試すか、IDなしでのインストールを検討してください。

まとめ:時刻調整・ネットワーク接続を見直せば解決する可能性大

「復旧サーバに接続できませんでした。」というメッセージが出ると、初めて見るとかなり戸惑ってしまうかもしれません。
しかし、多くの場合はシステム時刻のズレやネットワーク不備を直すことで先に進めるケースがほとんどです。
特に、dateコマンドでシステムの日付を合わせるだけで驚くほどスムーズに再インストールできるようになる場合が多く、「何日もハマっていた」という報告があるほど、見落としがちなポイントとも言えます。

もしそれでも解消しない場合、インターネットリカバリの別バージョンを試したり、ネットワーク環境をLANケーブル経由に変えてみたりといった追加対策をとってみましょう。
それでもだめなら、別のMacでOSインストーラを作成してUSBからインストールを試す方法や、本体のハードウェア(Wi-Fiモジュールやロジックボード)の故障がないかを点検するステップに進むのが賢明です。

MacのOS再インストールは一見難しそうですが、ポイントさえ押さえれば難易度はそれほど高くありません。日頃からバックアップ(Time Machineなど)をしっかり取っておけば、トラブル時にも落ち着いて対処できます。
もし自力で解決できない場合は、専門の修理業者やAppleサポートに相談してみるとよいでしょう。


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