MacBook Pro A2289 電源が入らない、ロジックボード修理

MacBook Pro A2289 (2020年モデル) 電源が入らない修理事例

MacBook Pro A2289 13インチモデルをお使いの方より、「電源が急に入らなくなってしまった」という修理依頼をいただきました。
実はこのお客様は半年前にも当店で液晶パネル割れの修理をご依頼いただいた方で、今回は別のトラブルで突然電源が落ち、そのまま起動しなくなったとのことです。

A2289は2020年に発売された比較的新しいMacBook Proですが、電源が入らない症状が起きてしまうとメーカー修理ではかなり高額な見積もりを提示されることが少なくありません。
当店ではロジックボードまるごと交換に頼らず、問題箇所を特定して修理を進めるため、結果的にメーカー見積もりより安く直せる場合があります。

電源が入らない! A2289のロジックボード修理実績

【故障のお問い合わせ内容】
半年ほど前にMacBook Pro A2289の液晶パネル修理を依頼しましたが、また別のトラブルが出てしまいました。
動画を視聴中に突然電源が落ちてしまい、その後どのように起動を試しても反応しません。
ネットにあるPRAMリセットやSMCリセットなど一通り試しましたが改善されず、そのまま電源が入らない状態です。
という内容で再度ご依頼をいただきました。
A2289はまだ高年式のMacですので、できれば修理をして使い続けたいとのご要望でした。

MacBook Pro 電源が入らない修理

ロジックボード修理を行い、最終的に問題が解決した状態になりますが、当店での修理工程としてはまず分解・基板診断を行い、故障ポイントを特定します。
その後、必要に応じて該当するコンデンサやICなどを部分的に修理または交換することで、ロジックボード全体を交換せずに復旧を図ります。
今回もそれによって無事に電源が入るようになり、OSが正常に起動したことを確認できました。
データもそのまま残っていたため、バックアップを取得していなかったとしても問題なく以前の環境でMacを利用できます。

MacBook Pro A2289の修理期間は約1週間

今回のロジックボード修理はお預かりからおよそ1週間で完了し、お客様へご連絡を差し上げました。
当店では、見積もりの段階で詳しい納期を断言できないことがあります。
これは、ロジックボードの故障箇所を特定するための調査期間が必要であり、トラブルの度合いによっては部品取り寄せなども考慮しなければならないためです。
とはいえ、比較的早く原因が判明し、対処できた場合は1週間程度で修理を完了することも可能です。
逆に、症状が重いケースでは2~3週間かかることもあるため、余裕をもってご相談いただくことをおすすめします。

2016年以降のMacで起こりやすい問題とバックアップの重要性

2016年以降に発売されたMacBook Proシリーズ(A2289含む)は、リンゴマークが光らなくなった代わりに、本体設計に大きな変更が加えられています。
なかでも大きいのが「SSDがロジックボードに直付けされている」点です。旧モデル(2015年以前)なら電源が入らない場合でもSSDを取り出して別のPCでデータを救出できましたが、新モデルではそれがほぼ不可能になりました。
そのため電源がまったく入らない状態だと、基板修理をしない限りデータを取り出す手段がなくなってしまいます。
今回はロジックボード修理で解決できたので、データもそのまま維持されましたが、もし修理不能だった場合はデータ喪失リスクが非常に高かったというわけです。
以上の理由から、Time Machineやクラウドストレージを活用し、定期的にバックアップを取っておくことが非常に重要だと改めていえます。