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ASUS Z581KL|画面が映らないタブレットを液晶交換で短期間に修理した事例
ASUSのタブレット「ZenPad Z581KL」は、8インチクラスで比較的コンパクトかつ高解像度ディスプレイを搭載したモデルとして人気があります。
しかし、タブレット特有の薄型設計ゆえ衝撃や経年劣化で、表示不良(画面が映らない・暗い・チラつくなど)が生じやすい一面もあります。
今回ご依頼いただいたお客様の場合も、ある日突然「画面の半分が真っ黒」になるなど不安定な表示が続き、最終的に何も見えなくなってしまったそうです。
1. 依頼内容と故障状況
【故障のお問い合わせ内容】
「数か月前から画面が半分映らないことがありましたが、最近になって全面映らない日も多い。
過去にメーカー修理でLCM-FPCの部品交換を受けたことがあるが、再度同じような不具合が発生。
ASUSに連絡すると高額な修理費用を提示され、どうしようか悩んでいた。」
最初は音は鳴るが画面が真っ暗、といった状態。
背面を軽く叩くとちらつきながら一時的に表示されるものの、またすぐ真っ暗になる症状が進行していました。

写真ではカメラに写りづらいですが、このようにタブレットの液晶が暗く、音量ボタンや電源ボタンを押しても画面が立ち上がらない状況でした。
2. 故障原因の推察:液晶まるごと交換が必要か
ASUS ZenPadシリーズで「映らない or チラつく」故障は、液晶自体の問題か液晶ケーブル不良が主な原因になりがちです。
Z581KLの場合、過去にメーカー修理歴があったようで「LCD-FPCの交換で直った」との情報もありました。
当店でも電源を入れてみると、背面のバイブレーションや音は確認できるが、画面は真っ暗でまったく表示されません。
一度液晶全体を交換しないと根本解決しない可能性が高いため、分解調査の上で液晶パネル交換を実施することを決定しました。
3. ASUS Z581KLの修理手順:液晶交換の流れ
1. 背面パネルの取り外し:
・Z581KLは背面カバーを特殊な粘着やツメで留めているので、ヒートガンやドライヤーで温めながらヘラを差し込み慎重に開く。
2. 基板周りのケーブル確認:
・液晶ケーブル(FPC)やタッチパネルの接続を外し、バッテリーや基板にダメージがないかチェック。
3. 破損パネルの取り外し:
・フロントガラスと液晶が一体型のため、全面を加熱しながら粘着を剥がす形になる。
4. 新品液晶パネル装着:
・コネクタを正しく接続し、フロントパネルを固定。
5. 組み直し・動作確認:
・電源オン後、表示が安定しているか、タッチ機能・音・カメラなどをテスト。
4. 修理後の状態:表示が正常に復活、データもそのまま
当店でASUSタブレットの修理実績は多数あり、部品在庫があったため作業はスムーズに進行。
液晶交換のみを終え、起動テストすると画面は明るく表示され、全体の色むらやチラつきも無くなりました。
修理完了後はタブレットOSやアプリはそのまま残るため、写真・アプリ設定・ユーザーデータなどを失わずにすぐ利用再開が可能です。

新品パネル装着後は発色・輝度ともに良好で、何度か電源オンオフを行っても正常に表示され続ける。
5. 気になる修理日数と費用
今回のZ581KLは在庫があり、当日作業で修理完了しました。
宅配修理をご利用の方でも、郵送期間を含め3〜5日ほどでお手元に返却が可能なケースも珍しくありません。
費用については合計約2万円前後となり、メーカーの高額請求に比べると大幅にコストを抑えられています。
なお、部品在庫がない場合は海外取り寄せが必要なこともあるため、その際は1〜2週間程度かかる可能性があります。
6. データはそのまま、即使える状態で返却
当店ではストレージやOSまわりは触れず作業を行う方針のため、データ初期化は不要です。
修理後は端末を受け取ったら、そのままロック画面を解除してアプリやデータを使い続けられるため、バックアップや再設定の手間も最小限で済みます。
まとめ|ASUS Z581KLでも液晶交換のみで再生可能。高額メーカー修理に悩むなら一度ご相談を
ASUSタブレットで頻発する「映らない・チラつく・画面の半分が暗い」といったトラブルは、液晶丸ごと交換で改善するケースが大半です。
Z581KLのように一見重症に見える状態でも、内部基板が無事なら2万円前後のパネル交換で修理が完結します。
メーカーへ出すと「LCM-FPC交換」などで高額になる恐れがあるため、まずは当店へお気軽にお問い合わせください。
在庫があれば迅速対応し、データや設定を消さずに復元可能です。









