パソコンの液晶割れ データの確認方法など

ノートパソコンの液晶割れは当店にお問い合わせをして頂く内容としては一番多い故障内容です。

 液晶割れはノートパソコンを落下させてしまったり、ぶつけてしまったり、物を挟んでしまったりと、外部からの衝撃による故障となります。
画面が割れてしまうと当然ですが、内部のデータが見えなくなってしまうためにデータが残っているのか心配になる所ですが、まずは慌てずに行動する事も大事です。

 

ノートパソコン 液晶割れ


 

パソコンの場合は本体の横側、後ろ側のどちらかにD-SUB15pinやHDMI端子がありますので、画面割れをしてしまった場合でもそれらの端子を使うことにより外部に映し出すことが可能となります。

 一般的にはデスクトップ型のモニターに映し出して確認をする方法が一番有名なやり方になりますが、最近ではテレビの後ろ側にHDMI端子がありますので、HDMI端子を装備しているパソコンの機種であれば確認を行うことが可能です。
HDMIケーブルがない場合は最寄りのヤマダ電機、コジマ電気、ビックカメラ、ヨドバシカメラなどで簡単に購入することができますので用意が必要です。

 外部モニターに接続をし正常に表示されるようであれば、パネル交換のみで修理ができる可能性が高くなります。
逆に外部モニターに全く映らない場合はマザーボード関係の故障やHDD関係の故障が疑われますが、まずは故障の切り分けとして試してみることも重要と思います。

 今回の機種はNECのウルトラブックLZシリーズになりますが、こちらの機種はキーボード横にHDMI端子が標準装備されております。パソコン側のHDMIとテレビ側のHDMIにケーブルを繋ぐとテレビ側にパソコン内部のデータが映りました。
このことからほぼ液晶自体の故障だけということになります。

 

液晶割れの修理


 

パネル交換を行いましたが正常に表示されるようになりました。
windows8のログイン画面が見えておりますのでOS故障はないですね。
今回の場合のようにパソコンの画面割れをした場合はご自身である程度は判断することができます。
パソコン修理店から正確な見積もりを取りたい場合はこのような事を行った上で故障の説明をすればかなり細かい見積もりを受け取ることができます。

 見積もりを取る場合は「液晶割れ」というだけではなく、「パソコンを落としてしまい画面割れをしてしまったが、外部モニターには正常に表示されている」とまで伝えていただければ非常に良いと思います。

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