MSI GT75 Titan GT75-9SGの画面映らずトラブルを解決|高スペックゲーミングノートの液晶修理・買取ガイド
ゲーミングノートパソコンの中でも“ウルトラハイエンド”と呼ばれるほど高性能な機種として知られる「MSI GT75 Titan GT75-9SG」。
CPU・メモリ・グラフィックスなど、あらゆる面でトップクラスのスペックを誇るため、新品価格が50万円以上となるケースも珍しくありません。
そんなハイスペックモデルでも、ノートパソコン特有のディスプレイ不良や液晶故障が起きると、せっかくの性能を活かしきれず、大きなストレスに繋がります。
今回ご紹介する事例では、「画面が映らない」もしくは「真っ暗だったり縦縞が入ったりする」という症状でMSI GT75-9SGの修理依頼をいただきました。
一時的に画面を押すと映るものの、再び真っ黒になってしまうという不安定な状況。
外部モニターに出力すれば問題なくWindowsが起動しているのが確認できるため、「これはパネルかケーブルの物理的なトラブルかも」と推測されるケースです。
そこで当店で分解し、液晶パネル交換のみで解決できるかどうかをチェックしてみました。
MSI GT75 Titan GT75-9SGとは?|ゲーミングノート最上位級の実力
近年、ゲーミングPCはデスクトップからノートへシフトするユーザーも増えていますが、その中でもMSIのGTシリーズは一際目立つ存在です。
GT75 Titan GT75-9SGは、17.3インチの大型ディスプレイに4K解像度を搭載可能で、GPUやCPUも選択肢次第では超ハイエンド仕様に仕上げられる一台。
以下のような特徴があります。
- 高性能CPU:第9世代Core i7、またはCore i9などを選択可能。
- ハイエンドGPU:NVIDIA GeForce RTXシリーズを搭載。
- 大容量メモリ:標準で16GB以上、最大64GBまたは128GBまで拡張できる場合も。
- 4Kディスプレイ:17.3インチの広大な作業領域&高精細表示。
- マグネシウム合金など高剛性ボディ:筐体が頑丈で、高級感もある。
ゲーミングノートゆえに分厚く重量はありますが、「最高のパフォーマンスをノートで得たい」というニーズに応えたマシンといえるでしょう。
50万円以上の価格になることもある高級モデルだけに、故障した際には「買い換えるより修理して使い続けたい」と考える方が多いのも頷けます。
MSI GT75 Titan GT75-9SGの修理実績|「真っ暗&縦縞」で何も映らない症状
【故障のお問い合わせ内容】
「モニターの電源は入るものの、映像が一切映らない。
画面が真っ黒のときもあれば、縦縞が発生することも。
モニター下部を押してみると映る場合もあるが、また何かの拍子で真っ暗になってしまう。
外部モニター(HDMI出力など)は正常に映るので、本体側は問題なさそう。」
このようなお話を伺い、当店で実際に電源を入れて確認してみました。
すると、液晶が割れているわけではないものの、表示がおかしくなったりブラックアウトしたりを繰り返す不安定な状態。
外部ディスプレイに出力すれば正常にWindows画面が表示されるため、グラフィックボードやSSD、マザーボードには問題がないことが推測できます。
よって、ディスプレイパネルや内部ケーブルの故障の可能性が高いと判断し、まずは液晶パネル交換を試みました。

▲問題のMSI GT75-9SGを分解調査
分解後、新品の対応パネルを取り付けて動作テストを行ったところ、画面全体が正常表示されるように。
真っ暗になる症状も再現しなくなったため、故障原因は液晶パネルそのものにあると確定できました。
交換のみで解決し、重要なデータやシステムを保持したまま修理が完了しています。

▲液晶交換後は4K表示が復活し、通常通りの利用が可能に
修理によるデータ消去は不要|すぐにゲーム環境を再開可能
ゲーミングノートPCの故障で心配なのが、ゲームデータやソフトウェア環境の初期化ではないでしょうか。
当店では、ストレージ(SSDやHDD)に触れず、あくまで物理的なパーツ交換を行う方針のため、修理後にデータやインストール済みのゲームが消えることはありません。
修理完了後、パソコンが手元に戻ってきたらログインパスワードを入力し、すぐに従来の環境で使用を再開できます。
「MMORPGのアカウントやセーブデータがすべてパーになるかも……」といった心配も不要です。
海外取り寄せ部品にも対応|納期は約2週間が目安
MSIやLenovo、DELLなど海外メーカー製のゲーミングノートは、特殊な液晶パネルを搭載していることが多々あります。
今回のGT75-9SGも17.3インチの4K解像度パネルを搭載しており、国内流通が限られていました。
よって、当店では海外から取り寄せを行い、約2週間後に部品が届きしだい交換作業を実施。
作業そのものは1時間以内で完了するため、納期の大半は部品調達期間に左右されるといえます。
もし、海外取り寄せでも修理したいという要望があれば、納期の目安や費用をしっかりとご案内したうえで対応可能です。
在庫が国内にある標準的なサイズ・解像度のパネルを搭載した機種であれば、もっと早く数日~1週間程度で修理が終わる場合もあります。
いずれにしても、修理を希望される方は「機種名」「症状」「依頼方法(宅配or持ち込み)」をお知らせいただければ、スムーズに見積もりから作業まで進められます。
MSI GT75-9SGを修理するか、買い換えるか|買取査定も選択肢に
ゲーミングノートPCは高価であるがゆえ、液晶割れや表示不良を起こした際、「修理して使い続けるか」「買い換えるか」で迷う方も多いはず。
当店では、修理費が予想以上に高額になる場合や、他のパーツにも不安がある場合には、パソコンの買取という手段を提案することも可能です。
一般の買取店では「ジャンク扱い」とされる故障品でも、当店ならパーツごとの再利用価値を評価し、納得のいく価格を提示できるケースがあります。
特に、MSIのように人気のあるゲーミングブランドや、GT75のように高級パーツを詰め込んだモデルは需要が高く、パーツ取りとして評価される見込みが大いにあります。
「修理費用と買取価格を比べて判断したい」「他店の査定が低くて驚いた」という方は、一度ご相談いただければと思います。
MSIゲーミングノート修理の流れ|宅配でも店頭持ち込みでもOK
当店では、持ち込み修理だけでなく宅配修理にも対応しております。
遠方にお住まいの方、店頭まで足を運ぶ時間がない方でも簡単にご依頼いただける仕組みです。
大まかな流れは下記のとおりです。
- お問い合わせ
Webフォームまたはお電話で機種名や症状、ご希望の対応(修理or買取)をお知らせください。 - お見積もり
症状と機種から大まかな費用と納期をお伝えします。海外取り寄せの場合は追加期間の目安もご案内。 - 発送・ご来店
宅配便での発送、または店頭持ち込みでパソコンをお預かりします。梱包方法や送料についても事前にお知らせします。 - 分解・診断
実機を確認し、液晶パネルやケーブルの型番・故障箇所を特定。正式な見積もりを提示し、ご納得いただければ修理を開始。 - 修理作業
取り寄せ部品が届き次第、交換や動作確認を行い、問題なければ完了。 - 返送・お支払い
修理完了後、宅配便で返送または店頭でのお引き渡し。お支払い方法は振込や代引き、店頭決済など柔軟に対応可能です。
初回のお問い合わせ時点で、故障症状やご希望の対応方法をできるだけ詳しく伺うことで、スムーズに見積もりや納期の案内が可能となります。
「修理が難しい」「他店で断られた」というケースでも、意外と部品取り寄せで解決できる場合がありますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
まとめ|MSI GT75 Titanを修理してハイエンド性能を取り戻そう
強力なスペックを誇る「MSI GT75 Titan GT75-9SG」は、画面が映らないトラブルが発生すると、せっかくの高性能が台無しになってしまいます。
しかし、今回の事例のように、液晶パネル交換のみでスムーズに復旧できるケースも少なくありません。
海外取り寄せが必要なモデルでも、当店なら納期や費用を事前にご案内したうえで、確実に修理を進めることが可能です。
データを消去することなく、元通りのゲーム環境をすぐに再開できる点もゲーミングユーザーにとっては大きなメリットでしょう。
また、修理だけでなく買取サービスもご利用いただけるため、他店でジャンク扱いされてしまったPCでも意外な価格がつくかもしれません。
「修理して使い続けるか、思い切って買い換えるか迷っている」という方は、お気軽にご相談ください。
ウルトラハイエンドモデルのMSI GT75 Titanを再びフルパワーで活用して、最高のゲーミング体験を取り戻しましょう。








