MacBook Pro A1278 画面の表示不良の修理

 

 

MacBook Pro A1278の画面表示不良修理事例

現在では少し旧モデルとなってしまったMacBook Pro(モデル番号:A1278)ですが、根強い人気があり、いまだに多くのユーザーが愛用しています。

今回、そのA1278で画面の右半分が縦線や砂嵐のように乱れて見えないというトラブルのご相談をいただきました。
実機確認の結果、画面の一部が正常に映らない原因は液晶パネル自体の故障によるものでしたので、パネル交換で対応いたしました。
ここでは修理の手順やポイントなどを詳しく紹介していきます。


修理依頼の背景と症状

【お問い合わせ内容】
液晶ディスプレイの右半分が縦線や砂嵐のように乱れて見えない状態になっています。
もともとジャンク品として友人から譲り受けたMacBook Proですが、初期化は何とか画面が見える左側部分で行えたので、内部的には問題ないかと思われます。
表面ガラスに破損はないため、液晶パネルだけを交換すれば直るのではないか…と思っていますが、修理費用がどれくらいかかるのか知りたいです。とのことでした。

A1278 画面の表示不良

MacBook Pro A1278は2012年以前のモデルであり、液晶が「2層構造」になっているのが大きな特徴です。すなわち、表面の保護ガラスと、内部にある液晶パネルが分かれています。
今回のお問い合わせでは、保護ガラスが割れておらず、内部の液晶パネル側の故障だけが疑われる状態でした。


分解と修理の内容

当店はMacBook Proの液晶パネル交換の実績が豊富です。A1278モデルも例外ではなく、同様の症状(画面半分が砂嵐やカラフルな線、もしくは暗い・真っ黒)での修理依頼が度々あります。
以下の写真は修理作業中の様子です。

MacBook Pro A1278 液晶パネル交換

  • 1. 表面ガラスの取り外し:
    A1278の画面を修理する際は、まず保護ガラスを慎重に外します。
    ガラスは非常に割れやすく、粘着テープなどで固定されているので、ヒートガン(ドライヤーより少し強力な熱風機)を使って接着剤を柔らかくしながらゆっくり剥がす作業が必要です。
  • 2. 内部液晶パネルの交換:
    保護ガラスを取り外すと液晶パネルが現れます。この液晶パネルを新しいものと交換します。ネジ留めやコネクターの接続箇所など、機種特有の構造を把握していないと難しい作業ですが、当店では長年の経験で安全かつ迅速に行います。
  • 3. 再組み立て:
    新しい液晶パネルを装着して動作確認を行い、問題がなければ保護ガラスを元通りに貼り付けます。
    ガラス面を綺麗にクリーニングしながら慎重に作業しますので、修理後の見た目も自然に仕上がります。

上記の工程を経て、修理完了後は画面全体が正常に映るようになりました。
写真で比較するとわかりやすいですが、右半分が乱れていた症状は完全になくなり、表示はクリアになっています。
実際に起動してログインするところまで確認し、操作に問題がないことを確認済みです。


A1278は旧型でもまだまだ現役

MacBook Pro A1278は2008年頃から2012年前半頃まで製造されていた、いわゆる「光学ドライブ内蔵タイプ」のMacBook Proです。
現行モデルのRetinaディスプレイやTouch Barモデルとは異なり、内部パーツの交換・拡張が比較的容易です。

  • メモリ増設が簡単:下部のカバーを外せばメモリスロットにすぐアクセスできるので、容量を4GBから8GB、あるいは16GBに増やすことも可能。
  • HDDをSSDに換装できる:いわゆる2.5インチのHDDを取り外し、SSDに載せ替えることで起動速度やファイルの読み書き速度が飛躍的に向上します。
  • バッテリー交換も可能:当時のモデルはバッテリー交換自体はそこまで複雑でなく、ネジを数本外せば交換可能(ただし、Appleの純正バッテリーは流通が少ないため互換バッテリーを使うケースが多い)。

これらの拡張を行うことで、古いモデルでも最新OS(互換性の範囲内で)を快適に使えるケースが多々あります。「まだまだ使えるMacBook Proをなんとか延命させたい」という方にとって、A1278の修理は十分に価値があります。


修理費用や納期について

今回の修理では液晶パネルのみの交換を行いました。A1278の場合、表面ガラスに損傷がないならばこのようにパネル交換費用のみで済むことが多いです。
通常、2万~3万円台の修理費用で解決できる可能性があります(年式やパネル在庫などにより多少変動)。

修理日数については、部品在庫があるかどうかで大きく左右されます。
在庫があれば1~3日以内で修理可能ですが、取り寄せが必要な場合は1~2週間程度かかることもあります。
当店ではお客様のご要望に応じ、できるだけ短期間でお返しできるように努めておりますので、お急ぎの場合はお気軽にお問合せください。


データはそのまま、初期化ナシ

Appleのサポート窓口や家電量販店に修理を依頼した場合、データ消去が前提だったり、OSのクリーンインストールを要請されることがあります。しかし、当店で行う修理はあくまで破損パーツの交換のみ。
ですから、お客様のデータはそのまま残した状態で修理を行います。大切な写真や仕事のファイルが消える心配が少ない点が、多くのお客様から好評をいただいております。


古いMacBook Proでもまだ直せる?修理と買い替えの判断材料

A1278のように発売から10年以上経過しているMacBook Proは「買い替えたほうがいいのでは?」と思われる方も少なくありません。しかし、以下のような場合は修理・延命を検討してみてもよいでしょう。

  • メインの用途がWeb閲覧・メール・オフィス作業など軽め:SSDやメモリ増設で動作を軽快にできる。
  • ソフトウェア環境を大きく変えたくない:古いバージョンのAdobe製品や特定の開発環境などをそのまま使いたい場合。
  • 愛着やコレクション性:Unibodyアルミ筐体のデザインが好きでどうしても直して使いたい。

逆に、動画編集や3Dモデリングなど高負荷の作業を行う方、最新OSの機能が必須な方は、新型MacBook Proへ移行を検討したほうが良いケースもあります。状況に合わせて適切な選択をしてください。


MacBook Pro A1278の買取も可能

当店はパソコン修理店でありながら、壊れてしまったパソコンの買取も行っております。
今回のように液晶の表示不良がある状態では、一般的な中古買取業者に査定を依頼するとジャンク品扱いとなり、期待ほどの値段がつかないことがほとんどです。
しかし、当店では壊れている箇所以外の部品を再利用できると判断すればできるだけ高く買い取るよう努めていますので、「修理か買取で迷っている」という方はお気軽にご相談ください。


パソコン買取り ご依頼・ご相談はお電話または下記のお問い合わせフォームにて受け付けております。
A1278以外の古いMacBookシリーズ、Retinaディスプレイ搭載モデルなども修理実績が多数ございますので、他店で断られてしまったり高額なお見積りで悩まれている場合は、ぜひ当店にご連絡ください。

お電話でのお問い合わせ

お問い合わせフォーム