MacBook Pro 15 (2017)のスピーカー音割れ修理について
AppleのノートパソコンMacBook Pro 15インチ (2017年モデル)をお使いの方より、「スピーカーの音割れが酷いので修理したい」とのご依頼がありました。
近年のMacBookシリーズでは、薄型設計によりスピーカー部分が特殊な構造になっており、音割れや異音が発生する場合には、スピーカー単体を交換する方法が一般的です。
以下で、実際に行った修理内容や注意点について解説いたします。
MacBook Pro 15 (2017) A1707 スピーカー交換修理のポイント
1)スピーカーの音割れは交換が必須
一度でも大音量で音割れが発生すると、スピーカー膜が破れていたり損傷している可能性が高いです。リカバリやソフトウェア的な対応では直らないため、部品交換が必須となります。
2)バッテリーの状態チェックが必要
当店にてMacBook Pro 15 (2017) A1707を開封したところ、バッテリーが軽度の膨張を起こしていることも判明しました。
このように「スピーカー交換を頼んだが、別の不具合(バッテリー劣化など)が見つかる」ケースもあるため、内部点検は重要です。
修理の手順と作業内容
(1) 裏蓋を外して内部を確認
A1707は裏面にあるペンタローブネジを数本外し、底面カバーを外すとメイン基板やバッテリー、スピーカーが見えてきます。
下の画像の赤い枠部分が左右スピーカーです。

(2) スピーカーの取り外しと交換
MacBook Proの場合、スピーカーはネジや両面テープなどで固定されており、慎重に取り外しを行います。
一部のモデルではケーブルが下を通っていることもあるので、基板へのダメージに注意しつつ作業を進めます。
(3) 交換後のチェック
新品スピーカーに交換した後、起動音や音楽ファイルを再生して音のクリアさ、左右バランス、音量Max時の音割れの有無を確認します。
こちらの事例では大音量でテストしても問題なくクリアに鳴り、以前のようなビリビリとした音割れは消失しています。
修理期間・費用について
スピーカー交換にかかる期間は、部品の在庫状況や機種ごとの構造によって異なります。
部品のストックがある場合は、当日~2日ほどで完了することもありますが、在庫がなく取り寄せの場合は最短1週間程度を見るとよいでしょう。
費用は機種や部品代に左右されますが、大まかには2~3万円台が目安です(詳しくはお問い合わせください)。
スピーカー音割れが出やすいシーンと対処法
- 大音量再生や重低音の強い音源: 小型のノートPCスピーカーでは負荷が高く、膜が破れやすい。
- 液体混入: 水滴や飲み物が内部に入ると、接点不良や腐食で音割れが発生。
- 物理的衝撃: 本体の落下、ヒンジ部分のたわみなどでスピーカーが一部損傷。
一度損傷したスピーカーは、そのまま放置しても自然回復は望めないため、交換対応が確実です。
まとめ
MacBook Pro 15 (2017) A1707の音割れ修理は、スピーカーの単体交換で解決できます。
Apple Storeなどの正規サービスプロバイダに依頼するとアセンブリ交換扱いで高額になりがちですが、当店では問題箇所だけを交換するため費用面で抑えられ、修理期間も短いです。
スピーカー音割れや異音でお困りの方は、お気軽にご相談くださいませ。




