Lenovo G50-80 パソコンの画面に黒い丸がある

Lenovoノートパソコンの画面に黒い丸が出現した場合の修理実例

Lenovoのノートパソコンをお使いの方で画面に黒い丸が発生したとの事で、パソコン修理の依頼をして頂きました。
画面の一部分に円形の黒いしみが出てしまうと、作業に支障がないようでも気になってしまう方が多いのではないでしょうか。
一度でもこの黒い丸を目にすると、通常の故障(画面割れなど)とは違って「いったい何が起こっているのか」と戸惑うケースもあると思います。
ここでは、実際にあった修理事例を元に、黒い丸が表示される原因や修理方法、データの安全性などについて解説していきます。

Lenovo G50-80の修理実績

【お問い合わせ内容】
「画面左上に黒いシミのようなものがある。数日前まではなかったはずなので、徐々に広がってきていないか不安です」

お客様からは、上記のように黒い丸が出てしまい、今後どんどん拡大していくかどうか心配というご相談をいただきました。
当店では毎日のように液晶修理を行っておりますが、“黒い丸(あるいは液晶漏れ)”という症状は決して珍しいものではありません。
実際にパソコンを点検してみると、黒い丸やしみの部分がバックライトを遮っているように見え、見えにくさを感じるケースもあるため、放置してしまうとストレスを感じるかもしれません。

画面に黒い丸
修理前の状態です。左上あたりを中心に濃い黒い丸(液晶しみ)が確認でき、時間が経つにつれ微妙に形や大きさが変わることもあるようでした。

パソコンの電源を入れた状態で、Windowsの起動画面などはしっかり映っているのが確認できましたので、データやハードディスクに重大な問題はなさそうでした。
この黒い丸は、強い衝撃や圧力がかかった場合だけでなく、長年の使用によるパネル劣化の一部としても発生する場合があります。
また、外部モニターにつないでみて問題なく表示されれば、マザーボードではなく液晶パネル側の故障といえるでしょう。

黒い丸が出たときの故障原因と対処法

画面に黒い丸ができる原因は大きく分けて2つ考えられます。
1) 衝撃や圧力を受けて、液晶内部が局部的にダメージを受けてしまった場合
2) 経年劣化などでパネルが滲むように液晶漏れを起こしている場合
上記どちらも「液晶パネルを新品や中古の正常パネルに交換する」ことで解決できる可能性が高いです。
黒い丸やしみは自然治癒で消えることはまずないため、表示に支障がなさそうでも長期的には対処が必要となる場合が少なくありません。

修理のやり方は多くの場合、パネル交換のみで完了となります。わずかな欠陥やしみだけでも画面全体を取り換える必要があるのがノートパソコンの液晶仕様です。
稀にヒンジ側やフレームの破損など、周辺パーツも同時に故障している場合は追加補修が必要になることもありますが、今回のG50-80では液晶パネルのみを交換するだけで十分直る症例でした。


修理後の画面です。黒い丸は消え、全体的にクリアな表示に戻りました。お客様のデータには一切触れる必要がなかったため、修理後も同じ環境でパソコンを使用可能です。

 

修理にかかる費用と納期の目安

Lenovo G50-80の場合、同世代のノートパソコンに比べると標準的な解像度やパネルサイズを使っているケースが多く、修理コストは2万~3万円台で済むことが多いです。
在庫があるタイミングなら、ご依頼から数日以内に交換作業を完了し、お客様に返却することが可能です。
古いモデルやマイナー解像度の場合、部品の取り寄せに1~2週間以上要することもあるので、お急ぎの場合は事前にお問い合わせの際に納期や在庫を確認していただくと安心です。

 

自分で黒い丸の故障を切り分ける方法

黒い丸が気になる場合でも、いきなり修理店に持ち込む前に、自力でできる切り分け方法があります。
1) 外部モニターに接続してチェック:HDMIケーブルなどを用いて、自宅のテレビやデスクトップモニターにノートPCを出力してみましょう。もし外部モニターには黒い丸が見えないなら、液晶パネルの内部が破損や液漏れを起こしていると考えられます。
2) 内部データには問題ないか確認:外部モニターが使えるなら、データのバックアップを取ることも可能です。故障発生時に動揺している場合もあるでしょうが、まずは重要なデータを他のストレージへコピーしておくと万が一のリスクを回避できます。
こうして原因を絞れたら、修理店に状況を詳しく伝えればスムーズに見積もりを出してもらいやすいです。

 

2022/9/7 黒い丸が拡大して不安…修理実例の追加!

【故障のお問い合わせ内容】
「半年前から画面に黒いしみが2か所ほど出ていて、そこまで支障ないので放置していましたが、最近少し大きくなった気がします。予算ができたので修理をお願いしたいのですが、年式を考慮して中古パネルでもよいので費用を抑えたいです。」

パソコンの画面に黒い丸
ご覧のように、左上と右側に2つの黒い丸が確認できました。大きさ的にはそこまで広範囲ではないものの、ユーザーとしては「徐々に広がるのでは?」という不安を感じやすい症状です。

このケースでは、新品パネルではなく中古パネルの在庫がありましたので比較的安価に修理が可能でした。中古パネルでも使用上ほぼ遜色なく、バックライトの経年劣化具合が少ないパーツを選定しています。


交換後の画面です。2か所あった黒い丸は完全に解消し、通常の表示を取り戻しました。もちろんデータやソフトの環境もそのままです。

 

まとめ:黒い丸が出たら早めの対処を

画面に黒い丸や液晶のしみが出ている場合、衝撃や加圧が原因のこともあれば、自然劣化で液晶が滲んでいる場合もあります。いずれにしても放置で自然治癒することはありません。小さいうちに修理すれば費用や作業期間も抑えやすいので、気付いた時点で早めの対処を検討すると安心です。
修理にかかる費用は大体2万円前後~機種によっては3万円台など幅がありますが、部品在庫があれば数日で交換は完了します。
一方、メーカーに相談すると液晶上半身(アセンブリ)ごと交換の見積もりになり、5万円以上かかるケースも少なくありません。費用対効果を考えて、一度民間の修理店にも相談するのが良いでしょう。

パソコン買取り