MacBook Air M2 A2681のキーボード交換の実績となります。
水没、キーボードの一部が効かない、反応しないなどがある場合はキーボード交換が必要になる可能性があります。
以下で当社で実際に行なっているキーボード交換の分解方法を一部紹介いたします。
ほぼ全バラシの状態にする必要がありますので、分解難易度は高いと感じます。
取り外しをするネジの数だけでも50個から100個前後あると思いますね。
MacBook Air M2 A2681のキーボード交換、分解方法
MacBook Air M2 A2681(13インチ)の裏蓋を開けると内部はこのようになっております。
ロジックボード、バッテリーが主要範囲を占めておりますが、細かいケーブルやネジが多数存在しますので、傷つけたり壊さないように慎重に分解をしていく必要があります。
今回の修理はUS配列のキーボード交換ですが、日本語配列にももちろん対応はしております。
ロジックボードを取り外すことができました。
Macの分解は色々な機種であるのですが、Windowsのパソコンと違いキーボード交換を行う場合は結構時間がかかります。
キーボード交換を行う上でバッテリーを取り外す必要があります。
画像のようにバッテリーの下に両面テープで接着されておりますが、画像のようにテープを引っ張ることで剥がれる構造になっております。
バッテリーを取り外すことができました。
キーボード交換を行う上で液晶を傷つけたり割らないように分離して保管しておきます。
A2681の液晶交換についてはこちら
キーボードの裏側にバックライトシートがあるのですが、バックライトシートに関しても破いたりしないように慎重に剥がしていく作業が必要です。
破いたり、キレてしまうとキーボードが光らなくなりますので注意が必要です。
やっとキーボードの裏側が見えてきました。
画像では分かりづらいのですが、よく見るとかなり小さいネジが30個前後ありますので全て取り外していきます。
壊れてしまったキーボードをトップケースから外した状態です。
画像ではスラスラと分解ができているように思えますが、慣れていてもここまで分解をするのに結構時間はかかりますね。
画像はキーボード交換をした状態になりますが、これでMacBook Air M2モデル A2681 13インチのキーボード交換は完了です。
キーボード交換をした後はキーが1箇所ずつ正常に入力ができるかのチェックをし、問題なければ終了となります。
MacBook Air M2 A2681のキーボード交換にかかる時間は？
A2681のキーボード交換はネジを取り外す個数がかなり多いので、動作確認まで考慮すると2時間前後は見ております。
キーボード故障があるMacBook Air M2 A2681の買取も可能
当店はパソコン修理店になりますが、壊れてしまったMacBook Air M2 A2681の買取も行なっております。
今回のように故障がある状態で通常の買取店に買取査定をお願いすると、ジャンク品扱いという形になってしまい、思ったような買取金額にならないかと思われますが、当社では使えるパーツとしての査定を行うために減額査定でお悩みの場合は一度当社で買取査定の依頼をして頂ければと思います。
