富士通のノートパソコンLIFEBOOK AH77/B1で、画面に黒い縦線が入るトラブルが発生し修理のご依頼をいただきました。
この機種はタッチパネルを搭載しているモデルがあるため、故障内容や修理の手間は通常の液晶交換よりも複雑になる場合が多いです。
しかし当店では、多数の富士通ノートパソコンの修理実績があるため、短期間・低コストでの修理が可能です。
LIFEBOOK AH77/B1 の修理実績
【故障のお問い合わせ内容】
「液晶画面の左側に黒い線が入ってしまい、まったく見えない部分がある。
HDMIケーブルで外部モニターに出力すると映るので、液晶の問題ではないか。
修理費用がわかれば教えてほしい。」
実際にお預かりした状態が上記の写真です。画面左側に大きな黒い線が走っており、その部分では表示不良が起こり、下地がまったく見えないか、かろうじて薄く見えている程度です。
パソコン自体は起動しているため、OSやデータは問題ないと判断できます。外部ディスプレイで正常表示されるなら、ほぼ間違いなく液晶パネルの物理的・内部的故障でしょう。
上記の写真は修理完了後の状態です。パソコンを分解し、タッチパネル層を残したまま内部の液晶パネルのみを新品交換しました。
タッチ機能が無事であれば、このように液晶パネル単体の交換だけで済ませられます。交換後のチェックで縦線は消失し、画面全域がクリアに映るようになりました。
修理にあたってのポイント
- データに関して:外部モニターでWindowsが確認できることから、ハードディスクやSSD、マザーボードには損傷がないと考えられます。
修理時にはストレージを初期化することはなく、そのまま残した状態で返却となるため、返却後はスムーズに作業が再開できます。 - タッチパネルと液晶の二層構造:AH77/B1を含む一部の富士通ノートでは、タッチパネル部分(ガラス層)と内側の液晶パネルが分離可能な構造になっています。
今回はタッチパネル層が故障していないため、液晶パネルのみを取り替える形で修理費用を抑えられました。
AH77/B1の液晶修理にかかった日数
今回はお客様が部品の在庫のあるタイミングでご依頼をくださったため、当日修理で対応でき、作業は約1時間程度で完了しました。
当店では富士通製ノートの液晶パネルを多く取りそろえていますが、万一在庫切れの場合や特殊パネルを搭載する機種の場合は、取り寄せ期間として数日~1週間程度かかる可能性がある点をご留意ください。
富士通 LIFEBOOK AH77/B1の買取も対応可能
当店はパソコン修理専門店ではありますが、壊れたパソコンの買取にも対応しております。
通常のリサイクルショップなどに故障状態のノートパソコンを持ち込むと、ジャンク品として扱われ、査定が低くなるケースが大半です。
しかし当社ではパーツ単位での査定が可能なため、減額査定のリスクが軽減されます。
もし修理見積もりが高額になってしまい、買い替えを検討される場合は、買取査定も合わせてご相談いただければ、お得に機種変更の足しにしていただくことも可能です。
ご不明点やお急ぎの場合は、お気軽にお電話やお問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。液晶修理は最短当日からのご案内が可能です。