ASUS X200M 分解方法、液晶修理方法

ASUS X200Mの液晶交換・修理方法

ASUSのノートパソコンX200Mの画面割れを修理いたしました。
今回のブログでは分解のやり方も同時に公開させていただきましたので、部品さえ用意できれば自分で作業ができる内容となっております。
あくまで当店の方法を記載しているため、ご自身で作業を行う際はくれぐれも自己責任でお願いします。
ネジの種類や固定箇所など、細かな部分が機種ごとに異なる場合があるため、全体の流れを参考にしつつ、無理をしないように作業を進めてくださいね。
特にX200Mは軽量で持ち運びしやすい機種ですが、その反面衝撃で画面が割れやすい一面もあります。
安全に作業を行い、快適にパソコンを使えるようにしていきましょう。

【ASUS X200M 液晶修理・分解方法1】

電源を入れてみると、画面割れが原因でディスプレイに大きな表示不良があります。
写真の通り、左側のエリアが大きく破損しているため、文字やアイコンが見えにくい状態ですね。
しかし、中央から右にかけてはWindows 8の起動画面がちゃんと見えておりますので、データそのものは問題なく残っています。
このように割れてしまった液晶パネルを交換するだけで、ノートパソコンとしては元の状態に戻ることが多いです。
早速パネル交換作業を行い、表示不良を解消していきたいと思います。

ASUS X200M 液晶修理1

【ASUS X200M 液晶修理・分解方法2】

ノートパソコンを分解する前には、まず初めにバッテリーを外すことが鉄則です。
バッテリーが接続されたまま分解を進めると、内部でショートする危険性があります。
X200Mは内蔵バッテリー方式を採用しており、通常のようにスライドして外すことはできません。
そのため、まずはボトムケース(底面)を取り外す必要があります。
パソコンの裏返しにして、底面に配置されているネジをすべて確認し、一本ずつ慎重に外していきましょう。
なお、ネジの取り外し時には紛失を防ぐために小皿やマグネット付きトレーなどを活用すると良いです。

ASUS X200M 液晶修理2

【ASUS X200M 液晶修理・分解方法3】

底面のネジは露出しているものばかりではなく、ゴム足の下などに“ネジ隠し”がある場合があります。
画像のようにピンセットを使ってゴムやシールをめくり、その下に隠されているネジを外すことも多いです。
これを見落とすと、ケースを無理にこじ開けようとした時に破損してしまうリスクがあるので、隅々まで確認しておいてください。
特にX200Mのようなコンパクト機種はネジの本数が少ない代わりに、隠しネジが意外とある場合があるのが特徴です。

ASUS X200M 液晶修理3

【ASUS X200M 液晶修理・分解方法4】

ネジの取り外しにはプラスドライバー(先端がやや細めのもの)が基本的に推奨されます。
ホームセンターなどで購入できるドライバーセットを用意しておけば、多種多様なネジ形状に対応できるでしょう。
無理な力で回そうとしてネジ山を潰してしまうと、後々分解が困難になるので注意してください。
取り外したネジは、長さや形状が混ざっている場合が多いので、取り付け時に間違えないように工夫して保管するのがおすすめです。

ASUS X200M 液晶修理4

【ASUS X200M 液晶修理・分解方法5】

底面のネジを全て外し終えたら、次はキーボード面側を外していきましょう。
ヘラやオープナーと呼ばれる工具があると、プラスチックの爪を傷つけずに外しやすくなります。
X200Mではトップケース(表面)とボトムケース(底面)の間に爪が何か所かあり、そこを順番に外していく形です。
もし外れない箇所がある場合は、ネジの取り残しをもう一度確認してください。
強引に力を入れすぎるとケース割れの原因になるので慎重に作業を進めましょう。

ASUS X200M 液晶修理5

【ASUS X200M 液晶修理・分解方法6】

トップケースを外し終えると、バッテリーが見えるようになります。
X200Mのバッテリーは通常のノートパソコンのように外付け式ではなく、ネジ留めされた内蔵式です。
バッテリーを外す前はまだ基板側に通電の可能性がありますので、金属工具がマザーボードや回路に触れないように要注意です。
バッテリー固定用のネジを全て外し、コネクターをそっと外せば、バッテリーを取り外すことができます。
この作業を終えてようやく液晶修理の安全性が高まるので、焦らず進めてください。

ASUS X200M 液晶修理6

【ASUS X200M 液晶修理・分解方法7】

バッテリーを本体から取り外し終えた状態がこちらです。
ノートパソコンによってはバッテリー横にSSDやHDDなどのパーツが見える場合もありますので、液晶修理だけでなく、他の交換や増設を考えている方には良い機会かもしれません。
バッテリー取り外し後は通電のリスクがなくなるため、いよいよ液晶側の分解作業に着手できるようになります。

ASUS X200M 液晶修理7

【ASUS X200M 液晶修理・分解方法8】

ここからは画面部分の分解を進めます。
X200Mの場合、液晶フレームにネジが使われていないため、爪を外すだけでフレームが外れます。
画像のように、薄いヘラを画面枠と背面パネルの間に差し込み、少しずつプラスチックの爪を外していきます。
ノートパソコンによってはフレーム内側にもネジがある場合がありますが、本機種ではシンプルな構造ですので安心です。
とはいえ、爪を折らないように丁寧に作業することが重要となります。

ASUS X200M 液晶修理8

【ASUS X200M 液晶修理・分解方法9】

液晶フレームを外すと、いよいよ液晶パネルがむき出しの状態になります。
このパネルを固定しているのは4か所のネジです。
これらを全て外すと、パネルを手前に倒せるようになりますので、キーボード面側に慎重に寝かせるようにすると良いでしょう。
まだ裏側には液晶ケーブルがつながっているため、一気に力を加えるとケーブル断線の恐れがあるので、ゆっくりと作業を進めてください。

ASUS X200M 液晶修理9

【ASUS X200M 液晶修理・分解方法10】

液晶パネルを倒したら、背面にあるケーブルを外します。
ケーブルコネクタはパネルと並行にスライドさせるようにすると簡単に外せます。
ここでケーブルを無理に引っ張ると断線やコネクタ破損のおそれがあるので、少しずつ力を入れながら抜くようにしましょう。
これで液晶パネルがパソコン本体から完全に分離できます。
いよいよ交換用のパネルを取り付けて組み上げ作業に移れます。

ASUS X200M 液晶修理10

【ASUS X200M 液晶修理・分解方法11】

新しい液晶パネルを取り付け、元の手順を逆にたどってパソコンを組み立て直します。
最後に電源を入れた状態がこちらです。
修理前は左側の表示が完全に崩れていましたが、交換後は正常に画面全体が映るようになりましたね。
データが消える心配は基本的にありませんが、分解途中のショートや、万が一の事故に備え、事前のバックアップがおすすめです。
自分で格安に修理をしたい場合は、手順をしっかり確認しながらじっくり作業を行ってください。
不安がある方は、専門の修理店に依頼するのが安全といえます。

ASUS X200M 液晶修理11

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