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iMac 27インチ(2020年式 A2115)の液晶修理事例|加湿器の湿気によるシミも液晶交換で解決
27インチの大画面を備えたiMac (2020年 A2115)は、映像の美しさと生産性の高さが魅力ですが、一度液晶に不具合が生じるとメーカー修理では高額になりがちです。
本記事では「加湿器による湿気が原因と思われるシミが画面内に付着してしまった」ケースを例に、液晶パネル交換だけで表示を復活させた修理事例をご紹介します。
「高額見積もりが出てしまい困っている」「データを消さずに修理したい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. iMac 27 A2115で発生した画面シミの症状
【お問い合わせ内容】
大阪府から宅配修理のご依頼で、「画面左下の部分に加湿器の湿気が原因と思われるシミができてしまい、拭いても落ちない」とのことでした。
実際に電源を入れると、左下ににじみのようなシミがあり、バックグラウンドが明るい場面では特に目立つ状態でした。
OS起動やデータには影響がなく、あくまで表示上の問題と判断できたため、液晶パネル交換のみで対応可能と見込みました。
一見するとわかりにくいものの、赤い矢印付近にシミがあり、実際は写真以上に目立つ状態でした。
2. 修理内容:液晶パネル交換でシミや表示不良を解消
iMac(Retina 5Kを含む27インチモデル)は、ガラスとパネルが一体化した構造のため、画面内部にシミやにじみが発生すると、パネル全体を交換せざるを得ません。
当店では海外からパネルを取り寄せ、分解後に故障したパネルを取り外し、新品パネルに載せ替えを実施。
結果、左下のシミは消え、全面が均一に表示されるようになりました。
このシミが交換後はきれいになり、加湿器由来と思われるにじみも解消。
3. 修理後はデータそのまま、OS再インストール不要
当店で行う液晶交換は、ストレージやOSに一切触れずパネルのみの交換で済むため、データ初期化などは不要。
修理完了後は電源を入れるだけで、以前の環境で作業再開が可能です。
メーカー修理の場合、「上半身アセンブリを交換し、データを消去して返却」という流れになりやすいので、大きな違いといえます。
4. 修理期間と費用の目安
●修理期間:
- 海外取り寄せのパネル:約10日
- 部品到着後の作業:1日
●費用:
- 液晶パネル+作業工賃+消費税
- 27インチモデルは大型パネルのため、iMacシリーズの中でも高額になりやすい
買い替え費用との兼ね合いを考慮したうえで、修理を選ぶ方も多いです。
5. iMac 27インチ A2115の買取も可能
当店はパソコン修理だけでなく、故障したiMacの買取にも対応しています。
液晶割れや表示不良があると通常の買取店では「ジャンク扱い」となりやすいですが、当店ならパーツとしての価値を考慮して査定します。
修理費が高くなりすぎる場合は、修理と買取を比較検討していただくのも一案です。
まとめ|iMac 27インチ A2115の液晶トラブルもパネル交換で解決
2020年式のiMac 27インチ (A2115)で加湿器の湿気などが原因と思われる画面シミや表示不良でも、液晶パネル交換で正常表示に戻せる可能性が高いです。
メーカー修理で高額見積もりを避けたい方や、データを残したまま短期間で修理したい方は、ぜひ当店のサービスをご検討ください。
早めに修理や査定を依頼し、故障が拡大するリスクを回避しましょう。お気軽にお問い合わせください。