【ヒンジ修理】GALLERIA RLR-G165 ゲーミングパソコン

GALLERIA RLR-G165 ヒンジ修理実績

株式会社サードウェーブが展開するゲーミングノートPC「GALLERIA RLR-G165」の右側ヒンジが壊れてしまい、パソコンの開閉ができなくなったという修理依頼をいただきました。
ゲーミングモデルは高性能な分、重量もそこそこあり衝撃や構造に負担がかかりやすいため、ヒンジ部分にトラブルが起きやすいケースもあります。

しかしメーカーメンテナンスでは部品一式(液晶上半身交換など)が必要とされ、高額見積もりになることもしばしば。
当店ではヒンジのみの補修にも対応可能な場合があり、今回のGALLERIA RLR-G165でも、ネジ穴補修やヒンジ金具の固定強化によって1万円台で安く解決できました。
ヒンジが壊れた方はぜひご相談ください。

故障のお問い合わせ内容

【故障のお問い合わせ内容】
「ノートパソコンを開け閉めする際、右ヒンジ付近で軋む音がしていました。ある日、角度を変えようとしたら右下のカバーが浮き上がり、ヒンジが外れかけた状態に……。
そのままではフタを閉じられず、液晶も割りそうで怖いです。
持ち込み修理を検討しているので、概算見積もりをお願いします。」
というご連絡をいただきました。

ノートPCのヒンジに異常が起きると、力を加えるたびカバーが外れたり、配線を傷めて液晶が映らなくなったりする恐れがあります。
通常、ヒンジが割れてもマザーボードやHDD/SSDに影響はないものの、放置すると液晶パネル自体を破損しかねないため、早めの補修が重要です。

GALLERIA RLR-G165 ヒンジ修理前の状態

実際にお客様が店舗に持参された際は、右ヒンジ付近でネジ穴が破損し、液晶カバーと本体キーボードベゼルの接合が外れかけている状態でした。
そのまま無理にフタを動かすと液晶パネルが割れる可能性が高いので、即補修作業に取り掛かりました。
メーカー修理では「上半身アセンブリ交換」となり、高額見積もりが予想されるケースですが、当店ではヒンジ周りの樹脂・ネジ穴補修のみで直せる可能性があります。

補修前のGALLERIA RLR-G165 ヒンジ部分

多くのノートPCは、ヒンジを固定する金具と樹脂製カバー(またはアルミ・マグネシウム合金カバー)の接合部がネジ穴やボスと呼ばれる部分で構成されます。
このボスが折れたり基板側のネジ受けが外れたりすると、ヒンジに強い力が加わり、結果カバーが浮く、液晶ケーブルを引っ張るなどの症状につながります。

今回は、右ヒンジのネジ穴が割れて本体カバーごと外れかけていたので、下記の手順で補修を実施しました:

  • 右ヒンジ周りのカバーおよびネジの状態を確認
  • 破損したボスを樹脂パーツで成形or補強(状況次第でパテや接着剤も使用)
  • 金具位置を微調整し、再度ネジ留めを固定
  • フタの開閉角度を何度も動かし、内部パーツが正常稼働しているか確認

作業後は、問題なくフタの角度調整ができるようになりました。液晶画面の映りにも影響はなく、ユーザーデータもそのままでお引き渡し完了です。
部品交換ではなく補修のみで済む分、修理費用は1万円台(状況により異なる)と安く収まっています。
メーカーの見積もりで3万~5万かかる場合もある中、大きく費用を抑えられたとお喜びいただけました。

ヒンジ修理にかかった日数

ボンド・樹脂パーツでの補強は硬化時間が必要になるため、ほとんどの場合即日修理は難しく、数日のお預かりになります。
今回は約3日で作業が完了し、お客様へご連絡を差し上げました。
同時に他の部分が割れている液晶パネルにダメージがあるなど症状が重い場合は、もう少し時間がかかるケースもあります。

ヒンジ故障PCの買取も可能

当店はパソコン修理店ではありますが、ヒンジが壊れたままの状態でも買取査定を行っています。
通常の買取店はヒンジ不良をジャンク扱いするため大幅な減額となりがちですが、当店では使えるパーツや修理再生を前提に査定できるので、思いがけない査定額になる可能性があります。
「修理するか買い替えるか迷っている」という方も、買取査定額を知ってから決めれば失敗しにくいでしょう。

パソコン買取り

お電話でのお問い合わせ

お問い合わせフォーム