パソコンを使っていて画面にシミのような症状が発生したことはないでしょうか？
今回はそのあたりについて説明していきたいと思います。

 

画面にシミが発生した場合の修理について

実際にパソコン修理の依頼があった内容となりますので、画面にシミが発生している場合は参考にしてくださいませ。

 

パソコンをお預かりして電源を入れた状態になりますが、一見正常に表示されているように見えます。
もちろんデータに関しては全く問題なく残っておりますので、Windowsの起動画面が確認できておりますね。

左上あたりの画像をアップにした状態になりますが、背景が青い部分の上に黒くインクのようなシミが確認できます。
もちろんWindowsの背景ではありません。
電源のオンオフを試しても、シミ自体はなくなる感じがないのでこういった場合が物理的に壊れている可能性が高いです。

修理方法としては液晶パネルの交換をしておりますが、シミがなくなり画面全体が正常に表示されるようになりました。
当社でパソコンの液晶交換をしてもデータに関してはそのまま残した状態で返却となりますので、パソコンがお手元に到着した時にはすぐに状態になりますのでご安心下さいませ。

 

画面にシミが発生してしまう場合の考えられる原因、保証は？

原因はいくつか考えられるのですが、シミが入る原因は大きく分けると2つあります。
1つ目は液晶パネル自体の劣化です。
2つ目はパソコンの画面に衝撃が加わったことで起きてしまったことです。
衝撃が加わった場合、画面全体が映らなくなってしまうことが多いのですが、今回のように部分的に線のようなシミが入っている場合は衝撃を加えてしまったかの判断は難しいところです。

パソコンを購入した時のメーカー保証が残っている場合は一度購入店に相談された方が良いかもしれません。

シミの修理方法としては9割以上の確率で液晶交換となってしまいますが、パソコン修理の色々な項目の中で液晶交換は最も高い項目の一つになりますので、出来れば保証で直したいところです。
今回の場合は富士通のノートパソコンになりますが、Let`s noteのCFシリーズではかなり多く、シミによるトラブルが出ております。
当社では数百件以上の実績がありますので、シミは機種特有の症状の可能性もあります。