自分でパソコン修理をして失敗してしまった例

今はインターネットの情報やyoutubeなどで簡単にパソコン修理の方法を知ることができるために自分で直される方も多いかと思います。
上手く行く場合もあれば失敗してしまう場合もあると思いますが、今回の場合は自分でパソコンの修理をして失敗してしまい、当社に依頼をしてくださった例をお伝えしていきたいと思います。

 

自分でパソコン修理をし失敗してしまったパターン

【故障のお問い合わせ内容】
液晶画面が表示されない。
(経過と状況)
1.内蔵HDをSSDに交換したところ、液晶画面が表示されなくなった。
2.外部モニタを接続すると、正常に表示され、システムも正常に動作している。
3.液晶パーツを取り寄せて交換したが、やはり表示されない。
との事でした。

ハードディスクをSSDに交換しているところで突然画面が表示されなくなってしまったということですね。
画面が映らなくなってしまった為、おそらく液晶にも被害が出ているのではないかということでパネル交換をされたが画面が映らない為に当社に依頼をしてくださったと言う事ですね。

上記の画像がパソコンを預かりした時になりますが、確かに電源を入れても画面が映らない状態です。
外部モニターでは正常に表示され、データが残っていることがわかりますので通電はしているのは間違いないですね。
現時点ではハードディスク関係の故障の可能性は低く、マザーボードや液晶をあたりが怪しいと思いますが、調査をしてみないと故障箇所の特定が難しいためにチェックをしていきたいと思います。

無事画面が表示されるようになりました。
今回は色々と調査をした結果、パーツ自体の故障ではなく、うまくパーツがはまっていない、接点が噛み合っていないなどという内容です。
自分で色々と作業をしている際に色々なパーツを外すことはあるかと思いますが、ハードディスク交換に必要ない部分の接点がよくなかったです。
この部分のみを修復することで画面が正常に映るようになりました。

 

まとめ

自分でパソコン修理をする場合のメリット、デメリット(失敗)はもちろんありますが、メリットは最安値でパソコン修理や改造ができるということです。
逆にデメリットとしては今回のように作業に失敗してしまうと思っている以上の修理代にがかかってしまうケースもございます。

今回の機種は富士通 AH77/B1ですが、2017年に発売されたノートパソコンになります。
CPUがCore i7、メモリ8GB、ストレージ HDD 1TBが標準になっており、おそらく今回の内容としてはHDD 1TBをSSD1TBに変更しようとしたのではないかと感じます。
現時点では四年前のノートパソコンになりますが、SSDを1TBに換装できるようでしたらかなり高スペックのノートパソコンが仕上がります。
チャレンジ精神のある方は失敗を恐れずに作業をしてみることも一つですが、万が一のことを考えて事前に修理店などにある程度の予算感を聞いておくのも良いでしょう。 

 

 



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