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富士通ノートパソコンの「画面の中が割れている」症状を解説|内部割れの修理実例と費用目安
富士通のノートパソコンをお使いの方から「画面の中が割れている」というお問い合わせをいただきました。
この“画面の中が割れている”という表現は、一般的には「液晶割れ」の一種を意味します。
実際に表面上(ガラス部分)を触っても亀裂がなく、触り心地はスムーズなのに表示がおかしくなっている場合、パネル内部の層にダメージが及んでいる可能性が非常に高いです。
今回は、そのような画面内部割れ(液晶内部の破損)について、修理実例とともに修理費用の目安を紹介していきます。
画面の内側だけ壊れている状態で「パネルの一部を補修して直せないの?」と疑問に思うかもしれませんが、基本的に液晶パネルごとの交換が必要になりますので、あらかじめご了承ください。
「画面の中が割れている」修理実例

今回のパソコンは富士通製のノートPCで、画面に表示不良が生じたため点検を行いました。
電源は入り、バックライトの光は見えるものの、明らかに中央部分が破損しているように色むらや線が出ています。
このような状態ではパネルの表面を触ってみても割れが感じられず、「なぜ内部だけ…?」と思うかもしれませんが、衝撃がパネルの層にダイレクトに伝わると内部基板が割れることがあります。
この「内部割れ」は、表面ガラスが全く無傷でも画面が正常に映らなくなるため、一見不思議な破損のように感じられます。
今回、補修だけでは解決できないため液晶パネルの交換を進めることにしました。
幸い、バックライトやケーブルに二次被害はなさそうだったので、パネル交換のみで復旧できる見込みです。
パネル交換後のパソコンの状態

液晶パネルを新品交換した結果、問題なく正常な表示が確認できました。
修理の際にストレージやOSに触れる必要がなく、データはそのままの状態でお返しできるのが液晶交換のメリットです。
万が一、衝撃でマザーボードやヒンジが曲がっていると費用がさらにかかるか、最悪修理不能になる場合もありますが、今回は運よく追加被害が見られずスムーズに作業できました。
パソコンの画面内部割れはいくらかかる?
今回修理したのは約10年前の富士通ノートPC。
中古パーツを使用して交換したため、修理費はおおむね1万円台で収まりました。
しかし、パソコン修理の中でも液晶交換は高額化しやすい項目であり、5万円以上見積もりが出るケースもあるので注意が必要です。
修理代金は機種や液晶のサイズ・解像度によって大きく変動しますので、画面割れでお困りなら、まずは機種名や型番を伝えて見積もりを取り、費用対効果を検討するのがおすすめです。
自分でチェックできるポイント:パソコンを踏んだ?落とした?ぶつけた?
もし画面が割れているように見えても外装には傷がなかったり、表面にヒビがないケースは、「内部破損」の可能性が高いです。
そういった物理破損は落下・衝撃などが原因の100%ですが、まずは下記の点をチェックすることで修理可否や費用をある程度推測できます。
- 電源が入るかどうか:
LEDランプやファンの動作音から、通電しているかを確認。まったく反応しなければ、マザーボード側にもダメージが及んでいるかもしれません。 - 外部モニター接続:
HDMIやDisplayPortなどで外部ディスプレイをつなぎ、正常に映れば内部のデータやOSは無事と考えられる。液晶交換だけで解決できる可能性が高い。 - ヒンジ部分の損傷確認:
衝撃が大きいと、ヒンジやフレームに歪み・折れが生じることがある。ヒンジが曲がっているなら補修やヒンジ交換が必要で、部品が入手困難な場合は修理不可となる場合も。
もし上記を自己診断してみて「おそらく液晶だけ壊れているっぽい」と感じたら、メーカーや修理業者へ見積もりを依頼し、費用と納期を確認するとスムーズです。
まとめ
今回のように、富士通ノートパソコンで画面の内部割れが生じても、部品さえ入手できればパネル交換により元どおりに映るようになる可能性が十分にあります。
表面を触って割れが感じられないのに表示が乱れている場合は、内部の液晶層や基板が破損している状況です。
液晶割れや内部破損は自己都合の物理破損扱いとなるため、メーカー保証が使えない可能性が高い点にはご注意ください。
もしメーカー見積もりが高額になった場合、民間の修理店でパネルのみ交換ができれば修理費を抑えられることも多いです。
気になる方は、型番や状態を伝えて一度ご相談いただければと思います。






