富士通のノートパソコン FMVA77MR(AH77/M)をお使いの方より、パソコン修理のご依頼をいただきました。
ご相談内容としては「液晶画面が赤紫色に変色し、前の画面がうっすら残ってしまう」という表示不良が突発的に起こったとのことで、急にこうした症状が出始めたとのことです。
お客様はノートパソコンを一度点検に出され、「中身には問題がなさそう」「外部ディスプレイでは問題なく映るため液晶パネルに故障原因がありそう」とアドバイスを受けられたようです。
そこで当店のサイトを見つけ、液晶交換にかかる費用を知りたいとお問い合わせをされました。
FMVA77MR (AH77/M) 修理事例
今回修理を行ったAH77/M(製品型番: FMVA77MR)は富士通のノートパソコンでも比較的ハイスペックなモデルで、タッチパネル機能を搭載しています。
タッチパネル内蔵モデルは通常モデルに比べて故障の際にパーツ交換が複雑になりがちですが、当店では多数の修理実績があるため問題なく対応可能です。
以下では今回の修理内容を詳しくご紹介いたします。
画面が赤く変色してしまったり、ピンクや緑の残像が出る場合、そして「画面が二重に映る」「画面の一部が焼き付いたように前の画像が残る」などの症状が出ている場合は、液晶パネルの劣化や故障が強く疑われます。
【故障のお問い合わせ内容】
・画面が赤紫色に変化している
・画面の前の表示がうっすらと重なって残る
・外部ディスプレイに出力すると正しく表示される
・タッチパネル機能は正常に動作している
・従来通り起動は可能だが色が変になっているため使いづらい
このように富士通FMVA77MR (AH77/M) では、2013年~2014年頃に発売された世代の機種でよくある「液晶パネル劣化」と思われる故障が散見されます。以下の写真は実際の修理前後の比較ですが、上側が赤紫色に変色している症状で、下側が交換後の正常表示の状態です。

上画像の修理前は、白背景が淡い赤やピンク系に変わっており、さらに窓を閉じた後でも画面に薄く残像が見えるなど、いわゆる「焼き付き」や「色むら」のような表示不良が出ている状況です。対して、修理後は本来の鮮やかな色合いを取り戻し、残像が一切ないくっきりとした表示に戻っています。
AH77/Mといえばタッチパネル搭載の機種が多く、ガラス(タッチパネル層)と液晶が二層構造になっています。
今回のような色の異常や焼き付き症状は、タッチ層ではなくその裏側の液晶パネル側に原因があるケースが大半です。したがってタッチ機能が正常に作動していても、液晶パネルが劣化・故障していると今回のように発色に問題が生じます。
富士通 FMVA77MR 画面の色変化・表示不良の修理日数
今回の修理依頼は店頭への持ち込みではなく、宅配便を利用した修理方法で対応しました。
ありがたいことに当店には多数の液晶パネルの在庫がありますが、このAH77/Mシリーズに使われるパネルも在庫がある時期が多く、お預かり直後に交換用パネルの準備ができたため、即日修理が可能でした。
もちろん、お客様への返送期間も含めると、作業完了の連絡までは3日前後を要しましたが、部品が在庫切れの場合や特殊パネルを用いる機種の場合は追加で数日~1週間程度かかる場合もあります。もしお急ぎの場合は、ご依頼前に在庫状況をお問い合わせいただければ、概算の納期をお知らせできます。
同様の症状でお悩みの方へ
この機種に限らず、富士通製ノートパソコンで以下のような症状にお困りの際は、液晶パネル交換をご検討ください:
- 画面が急に赤色・ピンク色・紫色に変化してしまう
- 焼き付きのように前の画面が残像としてうっすら残る
- タッチパネルは反応するが、色むら・色変化・輝度の低下が起こっている
- 外部ディスプレイ出力は正常だが、本体画面のみ異常
外部ディスプレイで正常に映る場合は、内部のストレージやマザーボードに問題が起きているわけではなく、ほぼ確実に液晶パネル(または液晶ケーブル)側に原因があると考えられます。なお、タッチパネル層が破損しているケースとは異なるため、タッチが効くうちは交換費用が比較的抑えられる可能性が高いです。
※AH77/Mシリーズでタッチパネルに物理的なヒビやガラス割れがある場合は、タッチ層自体の交換が必要になるケースもあり、その際はパネルごとの取り替えが必須になります。その分、修理コストはやや高額となる点にご注意ください。
FMVA77MR (AH77/M)の買取も対応可能
当店はパソコン修理だけでなく、故障したパソコンの買取も行っています。
たとえば液晶割れやタッチ機能の破損などで修理費用が予想以上に高くなってしまった場合には、新品・中古の別店舗での買い替えを検討されることも多いでしょう。
そんな際、通常の買取店ではジャンク品として扱われ査定金額が大幅に下がってしまいますが、当社ではまだ使えるパーツを加味して査定いたしますので、思わぬ減額を回避できる可能性があります。
「修理に出すか、買い替えるか迷っている」——そういった場合も、お気軽にご相談いただければ、修理費用の見積と買取査定の両方を検討できます。









