MacBook Air M2 (A2681)のキーボード交換実例|水没・キー不良にも対応!分解手順と注意点を徹底解説
Appleが2022年以降に発売したMacBook Air M2 (A2681)は、M2チップによる高い処理性能と軽量薄型ボディが魅力的ですが、キーボードが効かない・キーが外れてしまった・水没による故障など、トラブルが発生した際はキーボード交換が必要になる場合があります。
本記事では、実際の修理事例を交えながら、MacBook Air M2のキーボード交換をどのように行うのか、その分解手順、交換作業の難易度や所要時間、さらにはデータや作業後の状況などを詳しく解説していきます。
同様の不具合に悩んでいる方や、Apple公式では高額な見積を提示された方はぜひ参考にしてください。
キーボードが効かない、反応しない…MacBook Air M2で起こりうる故障とは?
Appleシリコン世代のMacBook Air M2は、薄型軽量ながらもバッテリー駆動時間やスペック面で非常に優秀です。
ただし、以下のような要因でキーボードが故障するケースが珍しくありません:
- 水没・液体こぼし:ジュースやコーヒーをこぼしてキーが反応しなくなった
- キートップ破損:押下の衝撃や不注意でキーキャップが外れて戻らない
- 内部基板の腐食:少量の水分や湿気でキーボード回路がショート
- キーの連打や引っ掛かり:一部のキーが連続入力されてしまう or 全く効かない
もしAppleCare+やメーカー保証が使えない場合、交換費用がかなり高額になる傾向がありますが、民間の修理店に依頼すれば、必要最小限の部品交換だけで済ませることが可能です。
今回紹介するのは、当店で実際に行った水没やキートップ不良などのキーボード故障での“キーボード交換”の分解事例です。
MacBook Air M2 A2681|キーボード交換の分解方法と手順

上の写真は、MacBook Air M2 A2681 (13インチ)の底面カバーを開けた状態です。
ロジックボードやバッテリーが内部を大きく占めており、一見しただけではどのようにキーボードにアクセスするか分かりづらい構造となっています。
M2世代のAirは以前のMacBook Airと比べても内部レイアウトが刷新されており、キーボードを取り替える際にはかなりの分解工程が必要です。(ほぼ全バラシが必要です。)
1. ロジックボードの取り外し

キーボードはトップケース(アルミ筐体)に直付けされているため、ロジックボードや多数のケーブル類を外さないと、物理的にアクセスできません。
Macの分解はWindowsノートPCと比べても大きく異なる点が多く、小さなネジ類を多数外す必要があります。
ボード上のコネクタを一つ一つ丁寧に外し、基板を取り外していきます。
2. バッテリーの取り外し

キーボードを外すには、バッテリーも一旦取り外す必要があります。
MacBook Air M2ではバッテリーが底面に両面テープで貼り付けられている構造なので、特殊な方法でゆっくりとテープを引き剥がす必要があります。
力任せに外すとバッテリー自体を破損してしまうリスクがあるため要注意です。
3. ディスプレイ(液晶)を分離

キーボード交換時にディスプレイを傷つけないため、液晶ユニットもトップケースから分離して安全に保管しておきます。
この機種は筐体が非常に薄いため、ヒンジ部分も含め、液晶パネルを割らないように十分注意が必要です。
ちなみに、A2681液晶交換の場合とはまた違う手順を踏むため、混同しないようにしましょう。
4. バックライトシートをはがす

Macのキーボードにはバックライト機能が搭載されており、裏面にはバックライトシートが貼り付いています。
これを破損させるとキーが光らなくなってしまうため、十分注意を払いながらゆっくりとはがしていきます。
5. キーボード裏のネジを外し、新パーツへ交換

キーボード背面には大量の小さなネジが等間隔で並んでいます。
30個前後にも及ぶことがあり、どれも非常に小さいサイズ。
慎重に全部外し終わると、ようやく壊れたキーボードをトップケースから分離できます。
その後、新しいキーボードに交換し、逆の手順でパソコンを組み直します。

写真はトップケースから外した古いキーボード。
ここまで外すのに数十本のネジやコネクタを取り外すため、分解難易度は非常に高いと言えます。
Windows機のキーボード交換が数分で終わる機種もあるのとは対照的です。
交換作業完了!MacBook Air M2キーボードを新品へ

最終的に新しいキーボードを固定し、バックライトシートやバッテリー、ロジックボード、ディスプレイなどすべて戻して動作テストを行います。
一つひとつのキーが正常入力できるかを確認し、問題なければ修理完了。
日本語配列やUS配列にも対応可能なので、故障を機に配列を変更したい場合も相談できます
(ただしトップケースごと交換が必要になるケースがあるため要確認)。
キーボード交換作業にかかる時間は?
熟練の技術があっても2時間前後の作業時間を要します。
他店で断られることが多い修理ですが、当店はMacBook Air M2の基板レベル修理やキーボード交換なども行っており、都度部品の在庫確認をします。
即日修理が可能な場合もありますが、混雑状況や部品手配によって数日かかることもあるので、事前にお問い合わせください。
壊れたMacBook Air M2 (A2681)の買取も可能
当店はMacの修理だけでなく、故障状態のMacBook Air M2 (A2681)買取にも対応しています。
キーボードが効かない、液晶が割れたなど不具合のあるMacを普通の買取店に持ち込むと「ジャンク扱い」で低い査定になりがちですが、当店ならパーツ取りとしての価値を判断し、思わぬ高額査定になるケースも。
修理費とのバランスを見て買い替えを検討する方は、ぜひ一度査定をお試しください。
まとめ
MacBook Air M2 (A2681)はスタイリッシュで高性能な一方、キーボード故障時の交換は相当な分解工程を要します。
Apple公式に依頼すればトップケース全体を交換するため高額になりがちですが、民間の修理店なら、必要最小限のキーボードパーツのみを交換できる可能性もあります。
水没、キー反応不良、キーが外れたなどの症状でお困りの場合は、一度専門店での見積もりを確認してみましょう。
修理が予算オーバーになれば買取店としての査定も選択肢となるため、あなたの状況に合わせて最適な対応を見つけられるはずです。









