パソコンの画面が真っ白に!その原因と具体的な修理事例を徹底解説

パソコンの画面が真っ白になってしまう症状とは?
パソコンを使用中に、突然ディスプレイ全体が真っ白になってしまうと操作ができず、驚いてしまいますよね。こうしたトラブルは、思わぬ衝撃や内部パーツの不具合など、いくつかの要因によって引き起こされます。
当社でも「画面が真っ白になった」というお問い合わせが日々寄せられますが、この症状でデータが消えてしまうケースはほとんどありません。まずは焦らず、原因を切り分けるための方法を把握しておきましょう。
ここでは、よくある修理実例もあわせて掲載していますので、パソコンの画面が白くなって何も映らないという方はぜひ参考にしてください。
液晶故障以外にも考えられる原因がある
ディスプレイが真っ白になる原因は大きく分けて以下の3つです。
- 液晶パネルそのものの故障(割れ・基板損傷など)
- 液晶ケーブルの抜けや断線
- マザーボード(映像回路部分)のトラブル
この中でも特に多いのは、液晶パネルや液晶ケーブルの問題です。ディスプレイと本体をつなぐケーブルが外れていたり、パネルの基板が破損していたりすると、画面に映像信号が届かず真っ白になることがあります。
一方、マザーボード側の故障の場合は、本体内部の映像回路が壊れている可能性があるため、より詳細な調査が必要です。
データが消えるリスクは低い
画面が真っ白になっても、データがそのまま残っている可能性が高いのも特徴です。
パソコンを落下させたときなど、衝撃がストレージまで達したケースを除けば、多くの場合は液晶かケーブル周りのトラブルにとどまります。
もしデータを確認したい場合は、外部モニターに接続して映像が表示されるかチェックしてみましょう。外部モニター側で無事にデータをバックアップできれば安心です。
修理業者に問い合わせる前の対処:外部モニター出力
画面が真っ白で何も表示されないとき、まずは別のディスプレイ(テレビや外付けモニター)に映像を出力してみてください。
これにより、マザーボード側が問題なのか、液晶側が問題なのかをある程度見極められます。
- 外部モニターで正常表示の場合:液晶パネルやケーブルの故障が濃厚
- 外部モニターも何も映らない場合:マザーボードかグラフィックチップの故障、またはOS側の重大なトラブル
外部モニターに映し出せるようなら、パソコン本体のストレージ(HDDやSSD)は無事なことが多いです。修理に出す前にバックアップをとっておきましょう。
画面が真っ白=液晶パネル交換の可能性が高い
当社での経験では、画面が真っ白になる症状の7〜8割は液晶交換で直るケースが多いと感じています。
落下や衝撃によって液晶が割れ、内部基板がショートして真っ白になるパターンが代表的です。
液晶ケーブルの断線や外れも似たような症状を引き起こしますが、パネル交換のほうが在庫や交換作業がスムーズなため、まずはパネルをテスト交換してみるという修理手段をとることが一般的です。
修理費用の相場は? だいたい2〜3万円程度
液晶交換の費用相場は、Windowsノートであれば2〜3万円程度が多く、Macは2〜6万円ほどかかる場合があります。
特にMacは機種や年式によって修理費が大きく変動し、最新モデルだと入手部品が少なく高額になることも。
また、メーカー修理に出すと「液晶上半身を丸ごと交換」になりがちで、5万円以上を請求されるケースもめずらしくありません。
民間の修理業者では必要な部品だけ取り替えられることが多いため、費用を抑えられるメリットがあります。
【修理事例】画面が真っ白になったケース紹介
ここでは、当社が実際に受付・修理したパソコンの「画面真っ白」事例をいくつかご紹介します。液晶パネル交換で直ったケースが大半で、データは無事なことがほとんどでした。
故障事例1:床への落下で真っ白に(亀裂あり)
症状・お問い合わせ内容:
「床に落としてしまってから画面が真っ白。亀裂が入っているがデータが残っているか心配」
実際に確認すると、斜めに亀裂が走っており、ディスプレイ全体が白く表示されていました。
外部モニターに出力すると正常に起動しており、データはそのまま残っている状態。
対処としては液晶パネルのみ交換を行い、修理費は2〜3万円程度。
データも消えずに修理完了です。


故障事例2:特に衝撃なしで突如真っ白(HPノート)
症状・お問い合わせ内容:
「普通に作業していたら、突然画面が真っ白になった。衝撃などの記憶がない」
外部モニターでは正常に表示され、データが残っていることを確認。
パネルをテスト交換したところ表示が復活したため、液晶パネル故障と特定して交換完了。
修理費用は2万円台でおさまり、メーカー修理よりかなり安く済んだとのこと。


故障事例3:右上に小さな亀裂→画面全部が白(Gateway)
症状・お問い合わせ内容:
「わずかな亀裂があるけど、全画面が白くなっていて中のデータが見られない」
外部モニターでデータが無事なことを確認し、液晶パネルを取り替えると映像が戻りました。
こちらも他の部品やOSは影響なし。
亀裂のサイズが小さいうちでも、パネル基板がショートすると全体が白くなることがあります。


故障事例4:ASUS UX390UAで一部が白く、やがて全体が白
症状・お問い合わせ内容:
「ASUS UX390UAを使っていたら、画面の一部が白くなり、その後全面が真っ白に。外部モニターだと正常」
このシリーズは画面不良の問い合わせが多め。パネルを交換すると問題なく表示され、データもそのまま。交換作業もスムーズに終わりました。


故障事例5:Lenovo L340-15IRHが起動すると真っ白画面
症状・お問い合わせ内容:
「電源を入れると真っ白一色で操作できない。ただしHDMI出力をするとWindowsが起動している様子」
外部モニターで問題なく表示されるため、故障原因は液晶パネルかケーブルと判断。
パネル交換を先に行ったところ改善され、追加の部品交換も不要でした。


まとめ:真っ白画面でもデータは無事なことが多い。早めに修理相談を
パソコンの画面が真っ白になる原因は、液晶割れや基板不良、ケーブル外れなど多岐にわたりますが、多くの場合は液晶パネルの交換だけで直るケースがほとんどです。
加えて、外部モニターに映像を出力できれば、重要なデータをバックアップしつつ修理に出せるため、修理後はすぐに業務やプライベート作業に戻れるでしょう。
もし画面を確認してわずかでもヒビが見つかったり、落下の衝撃が思い当たる場合は、液晶交換で改善する可能性が非常に高いです。
また、データ消失のリスクもほとんどないため、慌てずに対処することが大切です。
症状が進んでからだと余計に費用や時間がかかることもあるので、早めに専門業者へ相談しましょう。



