iMac 21.5インチA1311は今となっては10年ほど前のパソコンとなりますが、高スペックPCのために現在も使われている方は非常に多くいらっしゃいます。
ただし、Appleでの修理サポートは終了しているために当社のような修理店で直すしか方法はありません。

 

iMac 21.5 A1311の修理実績

【故障のお問い合わせ内容】
起動音はするが、画面が薄いピンクになり、中央に四角い枠にアップルマークがでる。
起動ソフトを探している（？）ぐるぐる回る表示が暫く続いて、その後は白い画面。
PRAMクリアやネットワークによる起動を試したが駄目だった。
アップルのカスタマーサービスによると、ハードの問題だが、年式が古くて保障の対象外で部品の供給もないので、専門の修理屋さんに頼んだらとアドバイスされました。
との事でした。

今回の iMac修理は他県からの依頼となりましたので当店まで宅配便を使って送っていただきました。
iMac A1311の状態の確認をするために電源ボタンを押すと画像のように画面全体がピンク色に表示され、リンゴマークの周りが四角で囲まれている状態でした。

このような状態の場合で考えられる故障原因とすれば液晶故障もしくはグラフィックカード故障が最も多いです。
ただし、液晶故障の場合は画面の色に変化があっても起動などには影響が出ないために、おそらくをグラフィックカード故障が原因と思われます。
A1311あたりの年代のiMacでこのような症状が出るほとんどがグラフィクカード故障ですね。

iMac A1311のグラフィックカードを交換したところ正常に表示され、また、起動も問題なく出来ることが分かっております。画像のMac OSを見ていただければわかりますがSnow leopardといったように今となってはいくつか前のOSですね。
A1311を使っている方は今も多いですが、比較的新しいMac OSをインストールすると極端に動作が重くなってしまったりするので注意が必要です。
グラフィックカード交換はデータには関係がない部分となりますのでデータはそのままの状態でありますかも修理が完了となっております。

 

iMac 21.5インチA1311のグラフィックカードにかかった期間は？

今回のiMac修理は宅配便を使った修理方法となりましたが、お預かりをした時にはグラフィックカードが欠品しておりましたので海外より取り寄せを行いました。
部品の入荷までに約10日かかりましたが、届いた日に修理は完了となりましたので修理期間としては約10日となっております。

最初にも記載はいたしましたが、iMacの古いモデルになると修理できる店舗、修理の受付をしてくれる店舗は極端に少なくなりますが、当社では部品の入手ができる機種であれば対応しておりますので他店でお断りされてしまった場合はご相談いただければと思います。

 

壊れてしまったiMacの買取も可能です。

当店はパソコン修理店になりますが、壊れてしまったiMacの買取も行なっております。

今回のような液晶割れがある状態で通常の買取店に買取査定をお願いすると、ジャンク品扱いという形になってしまい、思ったような買取金額にならないかと思われますが、当社では使えるパーツとしての査定を行うために減額査定でお悩みの場合は一度当社で買取査定の依頼をして頂ければと思います。