DELL Vostro 15 3000シリーズの液晶割れを修理させていただきました。
画面右側に若干線が入っている状態でしたのでパネル交換をさせて頂き正常に表示されるようになりました。
今回はDELL Vostro 15 3000シリーズの液晶修理方法をまとめましたので自分で分解を行う場合の参考にしていただければと思います。
型番は似ておりますが、Vostro 15 3000とInspiron 15 3000は別機種となりますので注意してください。
【DELL Vostro 15 3000シリーズ 修理方法1】
全体的に全く問題ないのですが、パネル右側に薄い亀裂があります。
画像が黒背景のためにあまり気にならないと思いますが、パソコンが立ち上がり他の色になると気に貼る範囲で液晶割れをしております。
パネル交換を行うだけで環境を変更することなくノートパソコンを使用することができますので早速修理を行いたいと思います。
【DELL Vostro 15 3000シリーズ 修理方法2】
ノートパソコンを分解する上で必ずバッテリーを外すようにしましょう。
本体を裏返すとバッテリー付近につまみがありますのでスライドさせると簡単に外すことができます。
【DELL Vostro 15 3000シリーズ 修理方法3】
こちらの機種のフレームはネジが使われておりませんのでそのまま液晶フレームを外していきます。
画像のようなヘラ（工具）を使用すると分解をスムーズに行うことができます。
ヘラはホームセンターで数百円で購入できます。
【DELL Vostro 15 3000シリーズ 修理方法4】
フレームを外すことができると液晶パネルがむき出しの状態となります。
液晶フレームにはネジが使われておりませんでしたが、パネルはネジで固定されております。
赤枠部分のネジを外します。
画像は左側ですが、右側にも同じようにネジがあり、さらに下側にも同じくネジがありますので合計4本のネジを外すことになります。
【DELL Vostro 15 3000シリーズ 修理方法5】
パネルを固定しているネジを全て外すことができると液晶パネルを前方向（キーボード側）に倒すことができますのでゆっくりと倒しましょう！
液晶パネル背面にはケーブルが接続されておりスライドさせるようにすればケーブルを外すことができます。
ここまでの分解が正確にできていれば液晶パネルをパソコン本体より外すことができたと思いますので、後は新しく取り付けするパネルに交換を行えばDELL Vostro 15 3000シリーズ液晶パネル交換は完了となります。
【DELL Vostro 15 3000シリーズ 修理方法6】
正常に表示されていることが確認できました！
液晶交換をしたらデータが消えてしまうのでは？と思われる方は多いですが、このようにデータは残った状態で修理が可能です。
DELL Vostro 15 3000のパネルには汎用品が使われていることもあり、部品入手は容易です。
ですので当店に依頼をして頂いた場合でもお時間かかることなくパソコンを直すことができますので万が一故障してしまった場合はお気軽にご相談ください！
2024/2/18 Vostro 15 3581の修理実績追加
【故障のお問合せ内容】
蓋を閉めたときに物を挟んで画面が壊れた。
全体が白く、黒い液漏れが出ています。
物を挟んだことによる液晶胡椒とのことですが、故障パターンとしてはかなり多い内容となりますので注意をするしかすぐ方法はございません。
全く内部の情報が確認できないのでデータが残っているかのチェックは外部モニターを使って行いました。
そちらの方では問題なくWindowsが起動してる画面を見ることができましたので液晶パネル交換のみをすれば今まで通りに使うことができるでしょう。
分解をして液晶パネル部分のみを交換した状態になりますが、画面全体がしっかりと表示されるようになりました。
もちろんデータはそのまま残した状態で返却の手配を行いますので、戻ってきた時には設定不要で使える状態になっております。
今回のパソコン修理は宅配便を使った内容となりましたが、部品の在庫がある修理内容でしたので当日修理20分程度で終了となっております。
