東芝のノートパソコンF40/86DBLの画面が赤い場合のバックライト交換

長野県諏訪郡のお客様より東芝のノートパソコンQosmio PQF4086DLPBLの故障でご依頼がありました。

 【故障のお問い合わせ内容】
起動時、画面が赤い表示になりその後暗くなってしまうが、薄っすらと文字や画像が映っているが薄くてよくみえない。パソコン自体は立ち上がっていると思われる。症状からして故障と思われる。

 


 

パソコン到着時に状態を確認したところ、お問い合わせ内容通りバックライト故障かなと感じました。
ノートパソコンの電源を入れ液晶が赤色に表示される場合は、ほぼバックライト故障が原因です。
また画面が赤い表示ではないが液晶の表示がうっすらの場合は、バックライト故障、インバーター故障のいづれかの故障の場合が多いです。
両方交換しても症状が改善しない場合は、液晶ケーブルやマザーボード故障の疑いがあります。
調査の手順としては画面周りを調査し、そのあとに液晶ケーブル、マザーボードという流れの方が効率がよくなります。

 

以下は東芝Qosmio F40/86DBLの液晶パネルよりバックライトだけを取り外したものです。

バックライト故障


  東芝 Qosmio F40/86DBLは2灯式ですが、片方が折れてしまっていることが確認できます。
2灯式の場合は片方が故障することもよくありますが、部品交換する場合は片側が切れていなくても両方交換しておくことをお勧めします。
(片方が切れていれば、そのうちもう片方も切れてしまう為。)

 

 

最近のノートパソコンの液晶パネルは仕様がLEDになっておりますので、今回と同じような症状の場合はバックライト交換ではなくパネル交換となります。
また、交換ができる液晶パネルはCCFLと呼ばれるモニターに限ります。
CCFLのバックライトはWindowsのOSで言えばxp、vistaくらいまで、Macで言えばMacbook A1181までがバックライト交換できる液晶パネルになります。

 

 パソコン修理の中でバックライト交換は一番と言っても良いくらい難しい作業になり、上記の画像では伝わらないと思いますが、バックライトの太さは爪楊枝1本くらいになります。
かなり繊細に作られておりますので、少しでも力を入れすぎてしまうとバックライトが折れてしまいます。

今回の修理対象機種である東芝 Qosmio F40/86DBLはバックライトが2本使用されておりますので、2本とも交換させていただきました。

 

【F40/86DBLバックライト交換をした状態】

東芝 Qosmio F40/86DBL バックライト交換


バックライト交換をする場合はノートパソコンから液晶パネルだけを取り外し、さらにその液晶パネルを分解していく修理になります。
当店ではノートパソコンのバックライト交換だけでもかなりの修理実績がありますので、他店にて断られてしまった機種でも一度ご相談ください。
また今回の修理は東芝のパソコンですが、比較歴難しいと言われているpanasonic Let’s noteのバックライト交換にも対応しております。

 

【パソコン修理が必要な症状】
・液晶がうっすらとしか表示されない
・電源を入れると画面が赤い表示になる

 

バックライト交換はこちら

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