NECのノートパソコン lavie LL750/SGの画面が映らなくなってしまったという事でパソコン修理の依頼をしていただきました。
lavie LL750/SGの画面が暗い修理実績
パソコンの画面が暗い場合に確認する内容とは？
- 電源が入っているのかを確認する
- 画面が暗いだけでかすかに見えている場合
- CCFLとLEDの違い
電源が入っているのかを確認する
画面が暗い、映らないという事でお問い合わせを頂くことはよくありますが、まずは電源が入っているのかをもう一度確認してください。
ほとんどの方は電源が入っているのに暗いという相談をいただきますが、意外にも電源が入っていなかっただけというケースもあります。
一番わかりやすい確認方法は電源コンセントをパソコンのDCジャックに差し込み、バッテリーのランプや電源ボタンを押した時に何かしらのランプが光るかを確認してください。
ランプが点灯、点滅しているのに画面が暗い、映らないという場合は液晶の故障かマザーボードの故障のm可能性がありますので修理が必要です。
画面が暗いだけでかすかに見えている場合
電源ボタンを押すとランプがつきパソコンが動いているのがわかるが、画面が暗くて見えないといった場合はどこかしらが故障しております。
画面を斜めから覗き込んでみたり、懐中電灯を画面に当ててかすかに文字などがh￥見えている場合は、液晶パネル内部にあるバックライトの故障、もしくわ付随するパーツであるインバーター故障の可能性が一番高いです。
修理難易度は高く、メーカーではバックライト交換などはしていない為に液晶交換となってしまい修理代金としては高額となります。
当社ではバックライト交換に対応しておりますが、バックライト交換ができる機種、できない機種というものが存在しますが、以下で説明をいたします。
CCFLとLEDの違い
当社でバックライト交換ができる機種は液晶がCCFLに限ります。
液晶は大きく分けるとCCFLとLEDに分離され、最近の機種はほぼ100%LED液晶になっておりますので、画面が暗い場合でバックライト切れになってしまっても液晶パネル交換となります。
2010年あたりを境にCCFLからLEDに変更されましたが、2010年以前のパソコンであればCCFLの可能性が高く、バックライト交換ができる可能性がございます。
画面が暗い場合でバックライト交換ができる機種なのかはお問い合わせを頂ければこちらで調べることはできますのでご相談くださいませ。
以下は実際にあった修理内容ですので画面が暗い状態になってしまった方は参考にしてください。
修理依頼のあったパソコンはNEC Lavie LL750/SGですが、2008年に発売されたWindows Vistaがインストールされたノートパソコンです。
パソコンをお預かり後に電源を入れた状態になりますが、画面が暗くよく見えない状態でした。
斜めから覗き込むとかすかにNECのロゴが表示されている事がわかる為に電源は入っている事がわかります。
上記の事からバックライト、インバーター故障の可能性がありますが、分解をする前の外見上ではどちらが故障しているかは切り分けできないために分解が必要となります。
バックライト、インバーターは片方の故障もあれば稀に両方故障してしまっている場合もありますのでそれぞれの部品調査が必要です。
最近のノートパソコンの場合は液晶パネルがLEDになっているためにこのような症状になってしまった場合は液晶パネルごとの交換となってしまいますが、ウィンドウズXPやVistaの時代の液晶パネルはLED液晶ではなくCCFLの為に、故障してしまった部分だけを部品交換することができるために安く直せる確率が高くなっております。
今回依頼のあった機種NEC LL750/SGの場合はバックライトが2灯式になっておりますが、分解をしたところ両方ともバックライト切れを起こしていたために部品交換をさせていただきました。
また、交換に使用した部品は新品のバックライトになりますのでパソコン購入時の明るさに限りなく近くなった気がします。
NEC Lavie LL750/SGの標準OSはVISTAになりますが、現在はサポート終了しております。
使う事自体は全く問題ないのですが、セキュリティの問題などが出てきますのでVISTAを使われている場合はOSのアップグレードも視野に入れた方が良いです。
バックライト切れで依頼のある機種はWindows Vistaがインストールされているパソコンがほとんどですので、画面が暗くなってしまったり、チカチカするようになってしまった場合は修理が必要です。
NECや購入された家電量販店ではバックライト交換は行なっていないために受付をしてくれないと思いますが、当店では修理実績が非常に豊富になっておりますので故障の際はお気軽にご相談ください。
