MacBook Proの画面が真っ暗で映らないという事で、MacBook Proの修理依頼をしていただきました。
画面が映らなくなって場合の対処法も記載いたしますので、画面が映らない場合でお困りでしたら参考にしてくださいませ。
MacBook Proの修理実績
真っ暗、液晶割れ、線が入った、うっすらでは故障内容が異なります。
Macの画面が壊れてしまった場合でも種類は色々とあります。
液晶割れ、線が入った症状に関しては比較的わかりやすいトラブル内容ですが、真っ暗、うっすらの場合は分解調査が必要になる事が多いです。
また、MacBook Proには種類が色々とあり、年式が1年違うだけでも修理代金に変動がありますので、お問い合わせ頂く場合は正確な型番をお知らせいただければと思います。
リセット系 PRAMリセット(クリア)のやり方
何かしらの不具合がMacに出てしまった時によく使われるリセット方法の1つがPRAMリセット(クリア)です。
command + option + P + R を押しながら電源ボタンを押す。
(command + option + P + Rは押しっぱなしです。)
リンゴマークが表示され、その後にリンゴマークがすぐに消えると思いますが、それができれば完了です。
ただし、画面が映らないトラブルはMacでは多い故障パターンですが、SMCリセット、PRAMリセットなどであまり改善したことはありません。
それらのリセット系を試しても画面が映らない症状が改善しない場合はハードウェア故障の可能性が高くなります。
バッテリーを外して放電してみる
先ほどはPRAMリセットを紹介しましたが、PRAMリセットで症状が改善しない場合は一度バッテリーを本体から外してみるのも重要なポイントです。
今までの経験上ではバッテリーの抜き差しの方が症状が改善してる可能性は高い気がします。
ただし、最近のMacBook Proは内蔵バッテリーになっているためにバッテリーの抜き差しが簡単にできないようになっております。
ですので内蔵バッテリーのMacBook Proの場合は自分で分解をするのではなく、修理店に相談された方が確実です。
また、PRAMリセット、バッテリーの抜き差しなどを試しても症状が改善しない場合はハードウェア故障の可能性が高いです。
ぶつけてしまった記憶がある場合は液晶割れによるトラブルかもしれませんが、衝撃が加わった覚えがない場合はロジックボード故障などの可能性がありますので入念な調査が必要となります。
※画面が完全に映らない状態、わずかに画面が映る状態では、故障内容が大きく異なる場合もございます。
ですので、データのバックアップができる環境の場合は、まずはデータのバックアップをお勧めします。
当社ではMacBook Proの修理実績が非常に豊富にございますので、MacBook Proの画面が映らない、真っ暗など不具合があるようでしたらお気軽にご相談くださいませ。
以下で修理実績の確認ができますので、参考にしていただければと思います。
上記の画像はMacBook Proをお預かりした状態になりますが、電源を入れても画面が真っ暗で映っていない状態でした。
ただしよく見ると微かですが、映っているような感じです。
このような症状は毎日修理をしていると見かける事がありますが、故障箇所で多い部分は液晶の故障、もしくわロジックボードの故障です。
液晶交換で改善するようならともかく、ロジックボード故障になると結構厄介なパターンですね。
ロジックボード修理で完了している場合もあればロジックボード修理ができず返却になってしまうこともございます。
画面が真っ暗になってしまった故障の切り分けは液晶交換してみる事が早い為に、まずはそちらを優先します。
また、外部モニターに接続をし正常に表示されるようであればデータに関しては問題ありません。
外部モニター側で表示されるようであればロジックボードの故障の可能性は低くなりますので液晶修理をしていきます。
液晶交換をさせて頂きましたが、画面が真っ暗ではなく正常に映るようになった事が確認できました。
ですので今回の故障箇所は液晶だけでしたので他には問題なありません。
データに関してもそのままの状態にしてありますので返却後は今までのようにMacBook Proを使う事が可能です。
画面が真っ暗になってしまった場合に自分で確認できる事とは？
液晶の画面が真っ暗、うっすら映っている場合で故障箇所が異なる場合があります。
もしMacBook Proの電源が入るようでしたらiPhoneなどのライトを背面にあるリンゴマーク部分に当てると画面が真っ暗なのかうっすらと映っているのかを自分で確認する事が可能です。
修理のお問い合わせをして頂く際にこの内容がわかるようでしたらより詳しい見積もりをお出すする事ができると思います。
他にはMacBook Proの画面が真っ暗で表示されない場合は、外部ディスプレイに接続をし、映るかを確認する事も重要です。
外部ディスプレイ側でも真っ暗でしたらロジックボード故障の疑いがありますが、映るようでしたら液晶側の故障の確率が高くなります。
当社ではお客様の申告内容を元に見積もりをお出し致しますのでできる限り詳しく症状をお知らせいただければと思います。
2016年以降に発売されたMacBook Pro13、15、16インチののUSBは、全てUSB-Cに変更されましたので、一般的なUSBやケーブルでは接続ができません。
今までは簡単にHDMIケーブルなどを接続することができましたが、USB-Cに変更されたことにより変換器が必要です。
こちらはApple純正の変換器となります。
汎用品はamazon、家電量販店などで販売されておりますが、 MacBook Proの種類によっては汎用品では認識しないこともありますので、少し高額ですができれば純正品を用意したいところです。
2021/3/13 MacBook Pro 13 A1706 2016年モデル 画面が映らない
【故障のお問い合わせ内容】
パソコンを使い終わって勢いよく蓋を閉めたら画面が映らない状態になってしまいました。
パソコンをお預かりした状態ですが電源入れても画面に信号が届かず全く映らない状態でした。
よく見ると右下のベゼル部分に割れがありますので、おそらく衝撃により液晶パネルが壊れてしまったのではないかと判断致しました。
液晶パネルとベゼル部分を交換いたしましたが全く問題なく修理自体が完了となりました。
データはそのまま残した状態で修理完了の手配をさせていただきましたので、お届け後はすぐに MacBook Proが使える状態になっております。
2021/3/10 MacBook Pro 15 A1990 2018年モデル 画面が映らない、ひび割れ
【故障のお問い合わせ内容】
落下して画面が割れました。
小さい蜘蛛の巣のような割れ方 電源も入りサブモニターで問題なく使えるのですが、本体は真っ暗で映らない状態です。
MacBook Proをお預かりし電源を入れると画面全体は全く映らない状態ですが、左側の部分に一点だけバックライトの光が確認できます。
拡大した画像ですがよく見ると液晶が割れてしまっておりますね。
外部ディスプレイに接続すると問題なくマックが起動しているのが確認できるので、液晶側の問題であることがわかります。
液晶交換をしたところ問題なく画面全体が映るようになりました。
液晶交換には2通りの修理方法がありますが、今回はパネル交換のみをしております。
液晶に加わる衝撃が強いと液晶内部のアクリル板に損傷が出てしまうケースがありますが、その場合はパネル交換だけをしても光飛びが発生するのでアセンブリ交換(上半身交換)が必要です。
2021/3/9 MacBook Pro 15 A1990 2018年モデル 画面が映らない、ひび割れ
【故障のお問い合わせ内容】
ペンを挟んだままフタを閉じた。
液晶が真っ暗になり ペンの当たった所が割れている。
MacBook Proの画面が映らないということでの修理依頼でしたが原因は明らかですね。
画像で言うとMacBook Proの左側に赤枠がありますが、そこの部分にひび割れがあることが確認できました。
ひび割れをしても全体的に映る時もあれば今回のように全く画面が映らない状態になってしまうケースもございます。
画面が映ってるようでしたらデータが残っているなどの確認がすぐにできるのであまり不安はないと思いますが、今回のように画面が全く映らない状態になるとデータが残っているか心配になりますね。そのような場合は外部モニターなどに接続をすることで自分でデータが残っているかのチェックを簡単に行うことが可能です。
A1990はUSB-Cになっているために、外部モニターに HDMI ケーブルを使って接続をする場合などは変換器が必要です。
HDMIケーブルを使ってモニターに接続をしたところ、正常にMac OSが起動していることがわかりましたのでデータは残っております。
ですので、データはそのままの状態でパネル交換だけをしていきたいと思います。
A1990の液晶上半身交換ではなくパネル単体で交換をしておりますが、画面全体がしっかりと映る状態になりました。
データはもちろんそのまま残しておりますので返却後ばすぐにMacBook Proが使える状態になっております。
2020/7/25 MacBook Pro 13inch 2018 Four thunderbolt 3 Ports
【故障のお問い合わせ内容】
物を挟みディスプレイが割れた。
現在はディスプレイが映らない状態になっておりますが、バックライトは光っている模様です。
外部ディスプレイ接続で動作確認済み。
MacBook Pro お預かりし状態の確認をさせていただきましたが、画面が映らない状態になっておりまました。
ディスプレイの亀裂の部分からバックライトが光っていることがわかります。
外部ディスプレイに接続をすると正常に映っていることがわかりますので、液晶交換のみをすれば今までのように MacBook Proを使うことができるでしょう。
MacBook Pro A1989のディスプレイ交換をさせていただきましたが、正常に画面が表示されるようになったことが分かります。
2020/2/8 MacBook Pro A1708 画面が映らない修理実績追加！
【故障のお問い合わせ内容】
画面を閉じる時に充電端子を巻き込んでしまい画面にヒビのような光の亀裂が入りました。
一度電源を落として再起動するとヒビ以外は真っ暗になり映らなくなりました。
画面が映らない状態になってしまった原因は明らかで画面割れをしている状態でした。
USB-Cポートより外部ディスプレイに表示をさせると正常にMac OSが起動していることが確認できましたので、今回のMacBook Proの修理は液晶パネル交換をさせていただく予定となります。
MacBook Pro A1708 タッチバーなしモデルの液晶パネル交換のみをしておりますが、正常に画面が映るようになったことが確認できました。
当社でMacBook Proの画面交換を行う場合はデータには触れずそのまま残した状態で作業となりますので、データがなくなっては困るといった場合でもご安心いただければと思います。
今回の原因は液晶故障でしたが、パネル交換をしても改善しない場合はロジックボード側の故障となりますので修理代金としては高額な内容になる可能性が高いです。
2018/10/10 MacBook Pro 画面が映らない修理実績追加！
【故障のお問い合わせ内容】
MacBook Proの間に物を挟んでしまいそれから画面が映らなくなってしまいました。
上記はMacBook Pro 2016年モデルになりますので現時点では最新機種ですね。
画面が映らないとの事でしたので、Macをお預かりする前はロジックボード故障の可能性が高いかな？と感じておりましたが、お預かりし電源を入れると真ん中あたりにクラックがありました。
画面が映らない原因はこのクラックによるものと思われますので外部モニターで調査をいたしました。
外部モニター側では正常に表示されておりましたので、まずは画面交換をし故障の切り分けをしていきます。
MacBook Pro 2016モデルの液晶パネルだけ交換させていただきましたが、正常に表示されるようになった事が確認できました。
データは生きておりましたのでロジックボードやHDD側の故障はなく、液晶故障のみですね。
2019/6/2 MacBook Pro 画面が映らない修理実績追加！
【故障のお問い合わせ内容】
USBの蓋があったことを忘れていてそのまま蓋を閉めてしまいました。
電源を入れても画面が映らない状態です。
上記の画像は電源が入っている状態ですが、画面が映らない状態でした。
ディスプレイ部分をよく見ると右側にクラックがありますので液晶割れをした事が原因で画面が映らない状態になってしまったと思われます。
USB-CポートからHDMIに変換し外部モニターに映し出してみると正常に表示される事が確認できますので液晶交換をすれば使えるようになると思われます。
MacBook Pro A1707 タッチバーモデルの液晶交換をさせて頂きましたが、正常に表示されるようになった事が確認できました。
今回のケースでは液晶故障でしたのでデータはそのまま残っておりますが、メーカー修理の場合はデータの初期化が基本になりますのでメーカーに修理の依頼をする場合はバックアップを取ってから依頼をすることをお勧めいたします。
まとめ
MacBook Proの画面が真っ暗になってしまった場合は故障になりますので修理が必要です。
液晶側なのかロジックボード側なのか判断するのは外部ディスプレイに映るかが決め手になりますが、当社ではMacBook Proの画面真っ暗の修理実績も豊富にございますので故障の際はお気軽にご相談くださいませ。
