MacBook Airのバックライト交換、修理について

MacBook Airをお使いの方で画面がつかなくなってしまった場合、バックライトの故障かな?考える事が多いかと思いますが 、その辺りについて解説をしていきたいと思います。

 

ノートパソコンのバックライトは大きく分けて2種類ある

ノートパソコンのバックライトには大きく分けると2種類存在します。
これはWindows、Macのパソコン共通となりますが、2010年前に発売されたノートパソコンの多くはCCFL(冷陰極管)という仕様になります。
逆に2010年以降に発売されたノートパソコンの場合は、CCFLよりLEDにバックライトの仕様が変更となっております。
LEDは最近ではテレビなどで使われる言葉になりますので、どういったものかご存知の方も多いかと思いますが 、CCFLはわかりやすく言ってしまうとご家庭にある電球と同じです。

電球という言葉で言えば一つになりますが 、LED電球の方が消費電力が少なかったりと色々なメリットがあるように思いますね。

MacBook Airに使われているバックライトはLEDとなりますが、CCFLと違いLEDは劣化が少ないために、バックライトの寿命がきた場合でも以前よりも画面が暗くなってきたと感じることは少ないでしょう。

 

MacBook Airの画面がつかない場合の故障箇所はどこ?

MacBook Airのバックライトが切れてしまった場合どのような症状になるかと言うと、画面がわずかにしか見えない、全く見えないのどちらかです。
ただし、MacBook Airの画面が暗くて見えない場合でも100%バックライトの故障とは限りません。

液晶以外に考えられるとすれば液晶ケーブルの故障やロジックボードの故障なども考えられます。
画面が暗くなってきてしまっただけではバックライト故障というわけではありませんので、他の故障箇所も疑う必要がございます。

 

【結論】MacBook Airのバックライト交換はできない

MacBook Airのバックライト交換がしたい!となった場合、実際にできるのかですが、構造上できないようになっています。
無理やりバックライト交換をしようと思えばできると思いますが、作業に予想以上の時間がかかることが予測できますので現実的ではございません。
MacBook AirのバックライトはLEDのために、万が一パックライトが切れてしまって画面が映らなくなってしまった場合は液晶交換となります。

MacBook Airの液晶交換にはいくらかかるのか?ですが、液晶のサイズやMacBook Airの年式により修理費用は異なります。
また、2010年から2017年モデルまでは同じ液晶となっておりますが、2018年以降に発売されたMacBook Airは液晶の構造が変更されているために修理費用は異なっております。

 

液晶交換をしてもうっすらしか映らない場合

液晶のバックライト故障であれば液晶を交換すれば作業としては終了になるのですが、画面がうっすらの場合で液晶交換をしても改善しない場合もございます。
その場合はバックライト切れではなくロジックボードのチップの故障が考えられます。
MacBook Airの液晶はロジックボードからの信号で画面が映るようになっておりますが、ロジックボード側が故障していると画面が映らなくなります。
ですので液晶交換をしても症状が改善しない場合はロジックボードの修理が必要となります。

ロジックボード修理にいくらかかるのかはMacBook Airの年式により異なりますが、最低3万円からご案内となります。

 

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