ノートパソコンのバックライト交換が格安!寿命かも?

先日パソコンの画面が暗くなってしまったという方よりパソコン修理の依頼をしていただきました。
依頼をしてくださった方は福島県にお住いでしたので当社までパソコンを送っていただきましたが、宅配便で送っていただければ対応させて頂きます。

以下でバックライトの詳細について記載をしましたので時間のある方は見てくださいね!
ちなみにバックライト交換ができる機種はLEDではなくCCFLのみとなりますが、2010年以前のパソコンはほぼCCFLになりますのでバックライトのみを交換できる可能性が高いです。
2010年以前に発売されたパソコンをお使いの方で画面が暗くなってしまった場合はバックライトの寿命の可能性があります。

 

バックライト交換について

バックライト切れの原因、修理、対処法

バックライト切れの原因

バックライトが切れてしまう原因は劣化やケーブル焼けから起きてしまう場合がほとんどですが、今回依頼をしてくださった方の場合はケーブル焼けからバックライト切れが起きておりました。
以下の画像を見ていただくとわかりやすいですが、赤、青のケーブルが白いプラスチックに沿ってレールに収められておりますが、先端をよく見ると焦げてしまっている事が確認できると思います。
7年間全く故障しない方もいれば2年程度でバックライト切れが起きてしまう場合がありますが、バックライトの寿命はパソコンの使用時間と比較されております。
このようになってしまった場合の修理方法ですが、ケーブルの被覆を剥がし綺麗な状態で新品のバックライトに交換をします。
新品のバックライトに交換となりますのでディスプレイの明るさとしては新品に近い状態になりますが、液晶パネル自体を交換するわけではないために明るさの度合いとしては8割程度ではないかと思います。
これ以上の明るさを求める場合はパネル自体の交換すれば良いと思いますが、修理代金が高額になってきてしまうので格安に修理とはいきません。




パソコンの画面が暗くなってしまう訳

パソコンは電源を入れると画面が表示すると思いますが、電源→マザーボード→液晶ケーブル→インバーター→バックライトといった流れで モニターが映るように作られております。
このパーツのどこか1つでも故障してしまうと画面が暗くなってしまったり、全く映らなくなってしまう症状が起きてしまいますが、かすかに画面が映っている場合はインバーター、バックライトのどちらかが故障してしまった可能性が高くなっております。

また、液晶パネルには大きく分けるとCCFLとLEDに分かれますが、今回依頼をしてくださったパソコンはCCFLです。
CCFLとは別名 冷陰極管と呼ばれており、家庭でよく使われている蛍光灯と同じような物になっておりますが、液晶の仕様でいうとLEDと比較した場合は古い方という扱いになっております。
感覚的にはテレビがブラウン管から液晶テレビ(LED)に変更されたと思いますが、それと同じような感覚です。
家庭の蛍光灯は新品に交換してから数年程度で寿命になりますが、蛍光灯は切れてしまった場合は自分で交換するのが一般的なのに対し、ノートパソコンの場合は作りが複雑になっているために自分で交換するのは非常に難しくなっております。

 

バックライトとインバーターの関係性

画面がうっすら表示にしかならない場合で当社に相談があった時はほぼ両方の部品交換で見積もりを出させて頂きますが、その理由は分解をしてみないとどちらの故障か判断ができないためです。
家庭の蛍光灯が切れてしまった場合は蛍光灯を交換すると思いますが、万が一蛍光灯を交換しても改善しない場合は蛍光灯以外の故障を疑うと思います。
その場合の故障の可能性としては蛍光灯が付いている根元部分(傘)になるのがほとんどですが、その傘の部分がパソコンでいうとインバーターになっているのです。
同時に故障してしまう場合もあれば片側だけが故障してしまう場合もありますが、ほとんどの場合は片方の故障です。
ただし片方が故障しているという事はもう片方の部品も劣化していることは間違いありませんので、予算次第では同時に部品を交換してしまう場合もありますね。

 

バックライト修理料金、期間(納期)

バックライト交換は液晶パネル内部にある部品のみを交換する修理になりますので液晶交換よりも格安になっております。
メーカー、機種で使われている長さが異なりますが、修理できる機種であれば料金は一律になっております。

バックライト交換修理費用:約20000円
インバーター交換修理費用:約20000円

依頼の多い画面サイズは15.4インチ、15.6インチ、16インチですが、バックライト修理が非常に難しいと言われているPanasonic Let’s noteにも対応はしております。
期間(納期)についてですが、部品の在庫があれば最短1日となっておりますのでお待たせする事なく対応は可能です。
液晶交換と違い、バックライトの長さや太さがあっていれば流用可能になっております。

 

まとめ

バックライト交換はメーカーでは行なっていないために修理の場合は液晶交換(ユニットごと)となりますので費用は高額になってしまいますが、当店では本当に部品交換が必要な部分だけを変える事ができますので格安なパソコン修理が実現します。
高額な修理代金でお困りでしたら当店までお気軽にご相談くださいませ。

バックライト交換方法

 

 

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